AWSのサービス達
Amazon Aurora
MySQLとPostgreSQLと互換性があるリレーショナルデータベース。
特徴
- 数分で簡単にスケーリングできる(RDS APIやマネジメントコンソールを使用)
- サーバレスコンピューティング(Aurora Serverless:オンデマンドAuto Scaling設定でニーズに基づいたDB設定が可能)
- ストレージの自動スケーリング(要求の厳しいアプリに合わせ自動的にI/Oをスケーリングする)
- 最大15のAuroraレプリカを作成できる(大量のアプリケーションリクエストをサポートできる読み取りスループットの向上)
- 低コスト(支払いは実際に使用した分のみ)、I/Oコストの最適化
- 機械学習モデルと生成系人工知能モデルから保存データをリアルタイムで処理できる
Amazon DocumentDB
大規模なJSONデータ管理用のドキュメントデータベース(MongoDB互換)。
特徴
- ペタバイトのストレージを使用し数百万/秒のドキュメント読み取り、書き込み要求にスケーリング。
- 高可用性、耐久性
Amazon DynamoDB
key-valueとドキュメントデータモデルをサポートするサーバレスのNoSQLデータベース。
特徴
- 自動的にスケーリングできる。
- 内蔵ツールで分析ができ、トラフィック傾向をモニタリングできる。
- 可用性、耐久性、フォールトトレランスが組み込まれている。
- 負荷分散性、一貫性、独立性、永続性(ACID)トランザクションのサポートがある。
- リージョン間にデータをアクティブ/非アクティブにレプリケーションできる。
- 変更データをキャプチャできるDynamoDB Streams。
- セカンダリインデックス(セカンダリキーを利用することで他属性を使用しデータを効率的に検索できる)
Amazon ElastiCache
Redis と MemCache と互換性のあるフルマネージドのインメモリ型キャッシングサービス。
Amazon Keyspace(ApacheCassandra向け)
スケーラブルで可用性の高い、Apache Cassandra互換のマネージドデータベース。
サーバーのプロビジョニング、パッチ適用、管理、ソフトウェアのインストール、保守、運用する必要がない。
Amazon MemoryDB for Redis
マイクロサービスアーキテクチャ(マイクロ秒の読み取り、1 桁台前半のミリ秒の書き込みなど)を備えた最新のアプリケーション専用に構築された、インメモリデータベース。
特徴
- Redisデータ構造とAPIでアプリケーションの構築や既存Redisアプリケーションの意向が簡単にできる。
- マルチAZトランザクションログを使用し、DBの迅速な回復と再起動が可能。
- ソフトウェアのパッチ運用・アップグレードを管理。
- TLSによる転送中の暗号化、AWS KMSキーによる保存時の暗号化。
- Redisを使用し認証認可。
- クラスターごとに最大500ノード、100TBを超えるストレージをサポート(シャードごとに1レプリカ使用)。
- AWS Gravition2インスタンスタイプのサポート。
Amazon Neptune
フルマネージドのグラフ型データベース。
一般的なグラフクエリ言語である Apache TinkerPop Gremlin と W3C の SPARQL と openCypher を使用して、書き込みが容易で、接続されたデータをうまく処理する強力なクエリを実行できる。
Amazon RDS
Amazon Relational Database Service。
下記7つのデータベースエンジンから選択できる、マネージドリレーショナルデータベース。
- Amazon Aurora MySQL-Compatible Edition
- Amazon Aurora PostgreSQL-Compatible Edition
- MySQL
- MariaDB
- PostgreSQL
- Oracle
- Microsoft SQL Server
AWSクラウドでリレーショナルデータベースを簡単にセットアップ・運用し、スケーリングすることのできる。スタンダードのリレーショナルデータベース向けに、費用対効果に優れたエクステンションを備え、一般的なデータベース管理タスクを管理します。
Amazon RDS on VMware(マルチクラウド サービスを提供するリーディング プロバイダー)
Amazon Redshift
クラウド内でのフルマネージド型、ペタバイト規模のデータウェアハウス。
SQL ベースのツールとビジネスインテリジェンスアプリケーションを使用。
Amazon Timestream
IoT および運用アプリケーション向けの高速でスケーラブルなサーバーレス時系列データベース。
出てきた不明な言葉(個人的なね)
-
I/O:
外部からのデータ入力(input)と出力(output)の頭文字の略。機器やシステム等に入力出力したりすることやその為の回路や装置のこと。 -
プロビジョニング:
必要に応じてネットワークやコンピュータなどのリソース(必要であればアカウント発行や権限付与なども含む)を提供する仕組み。 -
リードレプリカ:
更新用DB(マスター)からレプリケーション(一貫性を持ちながらデータを複製する処理)された参照専用のDB。 -
トラフィック:
ネットワーク上で流れる情報・情報量。 -
フォールトトレランス:
問題が発生した際に通常通り動かし続けるための備え。
関連
→ フェイルソフト:動かし続けるの優先(機能・性能制限あり)
→ フェイルセーフ:安全優先(止めることもある) -
トランザクション:
関連・依存する複数の処理のまとまりで、分割できない処理単位。DB処理(検索・更新など)で用いられることが多い。 -
高可用性:
可用性が高いこと。サービス提供ができなくなる事態の発生頻度が少ないことを指す。 -
レイテンシー:
データ転送における指標のひとつ。要求後データが送られてくるまでに生じる通信の遅延時間。 -
フルマネージド:
マネージドサービスでは管理できない部分まで提供。監視・障害対応・運用代行などの細部。 -
インメモリ型:
ソフトウェア実行時使用するプログラムやデータをRAM(メインメモリ)上に読み込みストレージを使わない形式のこと。 -
Redis:
REmote DIctionary Serverの略。アプリケーションのキャッシュや DBとして使用されるオープンソースで、インメモリ型のNoSQL(key-value)ストア。 -
Memcached:
分散システムでの使用を目的とした、高性能マルチスレッドのイベントベースのkey-value形式のキャッシュ ストアです。 -
Apache Cassandra:
拡張性の高いパーティション化された行ストア(リレーショナルDBと同様に行列でデータを編成)。行は、必要な主キーを持つテーブルに編成される。 -
シャード:
DBの分散処理技術shardingで使用されるDB検索または検索エンジン内のデータの水平分割(パーティショニング)のこと。 - 水平分割:
-
TLS:
Trabsport Layer Securityの略。公開鍵認証や共通鍵暗号、ハッシュ化などを提供する安全市の高い通信プロトコル。基本的にSSLと同じ。SSLバージョンアップの際にTLSが登場した。 -
クラスター:
複数台のコンピュータをまとめて1台のコンピュータシステムとしたもの。 -
エクステンション:
完成したソフトウェアに後から(あるいは外部から)機能を追加するソフトウェア部品や、追加された機能のこと。 -
データウェアハウス:
企業内のシステムやアプリ、クラウドサービスなどから定期的にデータを取得し、時系列に蓄積していくデータサーバー。