【AIと人間の違い】
-
どれが対処すべき問題なのか自分で決められない
▫️ 決められた範囲以外はカバーできない。
与えられた課題を解くことはできるが、自発的に課題を探してくることはできない
=どれが対処すべき問題なのか判断できない -
どうしたら課題解決となるかを自分で決められない
▫️ 臨機応変が効かない。
どこを目指すかは人間が決めなければならない。
決められた方向性を機械的に満たすことはできる。
(売上を上げたい場合、商品を安売りする等。)
指示されていない方針は空気を読んで考慮してくれない。 -
理解できな失敗を犯しうる
▫️ 「なんでこんな失敗をしたのか理解に苦しむ」と思うような失敗を犯すことがある。
間違えてしまった原因を人間が納得できるように説明できない。 -
与えられた情報を一からすべて吟味してしまう。
▫️ AIは受け取った情報を一つ一つ調べていくことしかできない。
人間なら価値のある情報を絞って吟味する。 -
人間より学習の効率は悪い
▫️ 4の「与えられた情報を一からすべて吟味してしまう」ことが原因
効率性は人間の方がよい。 -
複数の課題を同時に扱う
▫️ 何でもこなせるAIは存在しない。
現在活躍しているAIのほとんどは何かを一つの課題に特化したAI。
複雑な課題を解決するAIは作ること自体は可能だが、性能は特化型のAIより劣る。
人間は学んだことの要点は憶えているが、AIは憶えていない。 -
超高速に処理できる
▫️質より量で攻めれば人間を超えられる。
人間には追いつけないスピードで何万通りの可能性を検討できる。 -
人間には扱えない情報も活用できる
▫️人間の考える「意味」にとらわれずに情報を扱える。
人間には知覚しにくい情報を取り扱える。
例えば、物の小さい傷を検品するような日常で使わないようなことは人間は苦手。
人間で実現するには訓練が必要。
人間が普段触れないような画像情報などはAIの方が優れている。 -
無限に複製できる
▫️例. AI個別教師の大量複製
個別指導の教師は多くの人間が必要で各教師への負担が大きい。
【AIと機械の違い】
-
安定した性能で稼働はできない。
▫️AIがどんな判断をするかは作成者すら予測は困難
機械のように性能を担保することが困難。 -
細かな動作調整は難しい
▫️AIの判断結果を人間が少しだけ調整するといったことは難しい。
AIは大量のデータから情報を判断している。
その情報は人間も理解できないため、
どういう変更をしたら望んだ調整になるのかわからない。
【参考】
以下の本を参考にさせて頂きました。
ありがとうございました。
AI人材にいま一番必要なこと
https://www.nippyo.co.jp/shop/book/9080.html