条件を満たすレコードの一覧を取ったり、グループ化して集計を取ったり
使いこなせると便利な機能 レポート。
そんなレポートを使っていて、ふぇぇ..ってなったことがあったので書き残す。
グループ化する項目の値でまとめられてしまう
当たり前じゃないか。いやそうなんだけども、落ち着いて聞いてほしい。
取引先ごとにグループ化した「取引先別商談一覧」レポートが以下である。
このレポートから「テスト取引先1」に商談が2つあることがわかる。
本当か?
リンクで「テスト取引先1」のページに飛び関連リストを見てみると実際は1件しかない。
グループ化する項目の”値”でまとめられてしまう
勘のいい人ならお気づきかもしれないが
「テスト商談2」は、もう一つ別の「テスト取引先1」に紐づく商談なのである。
(つまり「テスト取引先1」が複数あるということ。)
なるほど、
取引先(参照関係のID)でグループ化して、その取引先名を表示している。わけではなく
**取引先名の値でグループ化している。**ということらしい。
ちなみに1枚目の画像(「取引先別商談一覧」レポート)で「テスト取引先1」がリンクになっているが
これは詳細行の一番目の商談レコード(テスト商談1)の親になっているぽい。
運用上の注意が必要
同名の会社を登録している組織はよく見るし、
同姓同名の取引先責任者がいる(姓しか登録していないとかもあるある)場合など
参照関係項目でグループ化するときは気を付けねばと思った出来事でした。