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【Salesforce】Winter '23 リリースノート気になるまとめ

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2022年9月16日に公開された日本語版Salesforce Winter '23 リリースノートについて
ぴえ的に気になったトピックだけのまとめです( * 'ω' * )

MFA自動有効化

多要素認証の自動有効化の準備
2023 年の前半に直接ログインに対する MFA が Salesforce によって自動的に有効化されます。

2023年前半と明言して来ました。MFA未対応の組織は事前に対応したほうが混乱を避けられそうです。

カスタム住所項目

カスタム住所項目の作成 (正式リリース)
機能の制限を確認し、都道府県および国/地域の選択リストを構成したら、カスタム住所フィールドを有効にします。
次に、複合 Address フィールド タイプを使用して、Object Manager の標準およびカスタム オブジェクトにカスタム フィールドを追加できます。

ユーザインタフェースの設定画面で住所項目を有効化すると
image.png

項目の作成画面に住所型が表示されます!
image.png

州/国/テリトリー選択リスト も設定しておきます。
image.png

編集時
image.png

参照時
image.png

都道府県を事前に登録しておくのが手間でした!
簡単に取り込む方法があれば教えてください、、

Summer’22からレポートの作成時のUIがだいぶ変わってきた

Salesforce 項目でのカスタムレポートタイプの絞り込み (ベータ)
特定の標準またはカスタム Salesforce 項目が含まれるカスタムレポートタイプを見つけて、レポートの作成を合理化します。
最大 20 個の項目でレポートタイプを絞り込み、レポートに必要な項目が確実に含まれるようにすることができます。

レポートを作ろうと思ったらレポートタイプに項目が含まれてなかった!
→レポート作り直しorレポートタイプに項目追加
ってことが減らせそうです!

ぴえは最近レポート作ってないなぁ。。

Apex

明確かつ計画的な Apex アサーションの記述
新しい System.Assert クラスでは、すべての種別の論理アサーションと比較を処理するメソッドが提供されます。

これまではSytemクラスのassertメソッドを使用していましたが、Assertクラスができたようです!
v56.0のリファレンス(2022年10月現在は英語のみのようです)に載っていました。

System.assertEquals()の結果

String str = 'null';
System.assertEquals(str, null);

System.AssertException: Assertion Failed: Expected: null, Actual: null

Assert.isNull()の結果

String str = 'null';
Assert.isNull(str);

System.AssertException: Assertion Failed: 非 null 値を使用してアサートされた Null 可能オブジェクト

画面フローが複数対応!?

ルックアップフロー画面コンポーネントでの複数のレコードの選択
ルックアップフロー画面コンポーネントで複数のレコードを検索して選択できるようになりました。最大選択数と 1 つ以上のデフォルトのレコードを指定できます。

フロー画面のテーブルからの複数のレコードの選択 (ベータ)
新しいデータテーブル (ベータ) フロー画面コンポーネントを利用して、フロー画面にレコードのリストを表示します。テーブルを参照のみに設定したり、ユーザが 1 つ以上のレコードを選択し、選択したレコードを後でフローで使用できるようにしたりできます。

プロセスビルダーとワークフロールールの廃止

新規ワークフロールールの作成のブロック
ワークフロールールの廃止に向けた次のステップは、ワークフロールールの作成を無効にすることです。既存のワークフロールールは、引き続き有効化、無効化、編集できます。

まだ新規でワークフロールールを作成できるようです。
が、フローで作成するのが無難でしょう!
image.png

こちらの記事に詳しくまとめています!

その他

拡張ドメインの有効化 (リリース更新)
適用を Spring '23 に延期する組織レベルの設定を有効にしていない限り、このリリース更新は Winter '23 に適用されます。
この更新は Experience Cloud サイト、Salesforce サイト、Visualforce ページなどのアプリケーションの URL に影響するため、この更新が適用される前に拡張ドメインを有効にすることをお勧めします。

本番組織はSpring’23で有効化されます。
VFやドキュメントのURLが変わってしまうため、各種設定やAPIを使用している組織は対応が必要になります。

リダイレクトの停止については以下に記載がありました!

拡張ドメインに伴って変更される他の URL の場合、古い URL にアクセスすると新しいホスト名にリダイレクトされます (Salesforce が Winter '24 でこのリダイレクトを停止するまで)。

あとがき

リリースノート読むと色んな発見があって楽しいです。
次回のリリースノートも日本語版が出たらまとめようと思います。

参考

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