はじめに
意外と日本語での情報が少なく、理解に苦しんだので、ここに簡単にまとめておきます。
どんな機能か
- コンテナ内のファイルの更新履歴を取得でき、誤って更新した場合にロールバックなどが可能となる(以下、 実際の画面)
バージョン管理の設定方法
バージョンレベルの不変性のサポートを有効にする
バージョン管理の設定を適用した際、特定のユーザーが悪意を持って過去のログを履歴から消したりするケースが考えられれます。それを防ぐ機能が「バージョンレベルの不変性のサポート」となります。ポイントは以下です。
- 設定をオンにすると、過去バージョンが削除できなくなり悪意を持ったログの削除を防げる
- バージョン管理はしているが、コンテナ内のファイルの上書きは可能
- バージョン管理機能がオンの場合のみ設定可能
- アクセスポリシーはコンテナごとに設定ができるのですが、こちらの設定は全てのコンテナに自動的に適用されます
- 設定の付与後、設定削除ができなそうです(方法を知っていたら教えてください)
バージョンレベルの不変性のサポートの設定方法
Storage Accountの作成後の設定はバージョン管理機能をオンにした状態で、アクセスポリシーの画面から設定可能です。