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Azure BastionのSKU紹介

Last updated at Posted at 2024-07-31

はじめに

Azureで仮想マシンを使用するなら、ほぼ使うといっても過言ではないAzure Bastionですが、意外と構成についてはあまり深く考えないですよね。そんなBastionについてざっくり各SKUの特徴をまとめてみようと夏の暑さでオーバーヒートした頭で思ったので記事を書きます。

SKUの種類

Bastionには以下の4つのプランがあります。
それぞれ見ていきましょう。

  1. Developer SKU
  2. Basic SKU
  3. Standard SKU
  4. Premium SKU

参考文献

Docs|Bastionの構成設定について

DeveloperSKU

  • 無料の軽量SKUという立ち位置
  • 仮想マシンへSSLやRDPで接続ができる
  • 必要最低限の機能といった感じで、追加機能は基本的に使えない
  • 日本リージョンには存在しない

利用可能なリージョン(2024/07/31現在)

  • 米国中部 EUAP
  • 米国東部 2 EUAP
  • 米国中西部
  • 米国中北部
  • 米国西部
  • 北ヨーロッパ

BasicSKU

  • 基本はこのBasicを選択するのが無難。
  • Bastionを自動デプロイするとこれになるっぽい
  • Peeringしている仮想ネットワーク内の仮想マシンにも接続可能
  • 仮想マシンへSSLやRDPで接続ができる

利用可能な追加機能

  • コピー貼り付けが規定で可能

StandardSKU

  • 使いたい追加機能があるならこのSKUを選択
  • Basic SKUでできることは基本的にStandard SKUでもできる

利用可能な追加機能

  • コピー貼り付け(BasicSKUと違って不使用にもできる)
  • Kerberos認証
  • ネイティブクライアントサポート
  • IPベースの接続
  • 共有可能なリンク
  • Bastionの冗長化

PremiumSKU

  • Bastionの最上位SKU
  • クライアント-Bastionサーバー間の通信が完全プライベートな環境で利用するケースにおいて使用

利用可能な追加機能

  • コピー貼り付け(BasicSKUと違って不使用にもできる)
  • Kerberos認証
  • ネイティブクライアントサポート
  • IPベースの接続
  • 共有可能なリンク
  • Bastionの冗長化
  • セッションの記録(Preview)
  • Private専用のIPデプロイ
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