初めに
Azure勉強したいけど、お金かかるの怖い(||゚Д゚)
でも、Azureの公式のガイダンス動画は英語だけ・・・誰か要点だけ教えて!
私もそんな風に思った一人です。
この記事では、現時点でのAzure新規登録時のフリープランを正しく理解することを目的としています。
こちらの記事は2024/7/30に作成したものになります。
ご利用は自己責任でお願いします。
フリープランの大枠
フリープランの特徴としてざっと以下の3点です。
一つ一つ見ていきましょう
「30日間のフリートライアル」または「200ドル分のクレジット」
フリートライアル一番の目玉はこのクレジットですが、利用には少し注意が必要です
以下条件のうちどちらか早いほうが期限になります。
- 30日間のフリートライアル
- 200ドル分のクレジット
30日で期限が切れる200ドル分のクレジットをもらえるとイメージすればよいです。
現在の残クレジットと有効期限については、以下から確認できます。(※ほかにも方法あります)
コストの管理と請求>課金>支払方法>Azureクレジット
12か月間の一部サービス利用料無料
最初の一か月が過ぎても、続いて12か月間無料で使えるサービスがあります。
対象のサービスと条件は以下の公式ページで確認できるのでサービス利用前にしっかりとみておきましょう。
よく使うサービスとして、一緒にVirtualMachineを見ていきます。
特定のプランで一か月あたり750hまで無料という感じですね。
つまり、以下が注意点という理解で良いでしょう。
- VirtualMachineを2台以上構築する場合は起動時間に留意する
- 構築時にプランを間違えないようにすること
55以上のサービスはいつでも無料
常時無料で使えるの!?・・・答えはYESです。ただし、もちろん制約があります。
対象のサービスと制約については以下のMSのページで確認できるのでサービス利用前にしっかりとみておきましょう。
私の記事でもよく取り上げるAzure Automationを例にフリープランを見てみましょう。
フリープランの一覧ではこんな感じで記載されています。
「500分のジョブ実行時間までは無料」とのことですが、これでは少し言葉足らずですよね。
ここは正しくは「 1か月あたり500分のジョブ実行時間までは無料」という意味です。
以下にAzure Automationの料金プランをきっりちと記載されています。
少しでも一覧を見て疑問に思ったら、公式の料金表をチェックするようにしましょう。
そして、できることなら無料サービスページからサービスを作成しましょう。
終わりに
ガイダンス動画を見た限り、フリープランの解除方法の記載がありました。こちらはまた別の機会に。あとは、初期に設定しておくべきなBadgetの設定なんかもまた触れていきます。
今更ですが、私がこの記事の中でずーっと触れている 「ガイダンス動画」 というのは以下です。
以下、Azureフリートライアルを利用する上で便利な公式サイト達です。