#はじめに
AWS認定試験取得に向けてAWSの知識を整理するためのまとめです。
今回はAmazon RDSについてまとめます。
#RDSとは
RDSは「Relational Database Service」の略です。
フルマネージドなリレーショナルデータベースなので、パッチ適用やOSの保守、
スケーリングなどもAWSの管理になるので運用負荷が軽減されます。
RDSの特徴
RDSのデータベースエンジン
6種類から選択可能
・Amazon Aurora
・PostgreSQL
・MySQL
・MariaDB
・Oracle
・SQLServer
##可用性、耐久性
自動バックアップ
RDSは自動バックアップ機能を持っています。
自動スナップショット+トランザクションログをS3に保存します。
保存期間内の任意の時点(最大5分前まで)に遡ってインスタンスを復元ができます。
自動バックアップの保持期間は最大35日になっています。
スナップショット
ユーザが任意のタイミングでスナップショットを作成することも可能です。
その場合は明示的に削除するまで保持されます。
必要に応じてスナップショットから新しいインスタンスを作成することも可能です。
マルチAZデプロイメント
マスターRDSとは異なるAZにスタンバイインスタンスを構築し、データを複製します。
インスタンスやハードウェアで障害が発生したときに自動でフェイルオーバーされます。
データベースの可用性と持続性を高め、プロダクションデータベースに適しています。
(スタンバイ状態の時はアクセス不可)
ストレージ
汎用(GP2)、プロビジョンドIOSPから選択可能です。
汎用(GP2)は幅広いデータベースワークロードに適していて、
より、大規模な場合(高性能、高速が求められる場合)は、プロビジョンドIOSPを選択します。
スケーラビリティ
スケールアップ
コンソールやAPIからインスタンスタイプの変更が可能です。
(インスタンスタイプ変更時は再起動が必要)
(スケールダウンも可能。ストレージサイズは拡張はできるが、縮小はできない)
リードレプリカ
DBインスタンスのレプリカを複数作成するものになります。
読み取り頻度の高いデータベースに対しては、
全体の読み込みスループットを向上させることができます。
セキュリティ
暗号化
インスタンス(DBインスタンス、リードレプリカ)とスナップショットの暗号化が可能です。
KMSで鍵管理が可能です。
アクセス制御
デフォルトではDBインスタンスに対するネットワークアクセスはオフになっています。
セキュリティグループによりアクセスを制御します。
#料金
基本的に使用した分のみ料金が発生し、初期費用はありません。
DBエンジン毎に料金が異なります。
リザーブドインスタンス
1年または3年契約でDBインスタンスを予約でき、オンデマンドインスタンスに比べて大幅な割引を受けられます。
最大 69%割引となります。
参考サイト
https://aws.amazon.com/jp/rds/
https://d1.awsstatic.com/webinars/jp/pdf/services/20180425_AWS-BlackBelt_RDS.pdf