はじめに
2021年末にAWSソリューションアーキテクトプロフェッショナルを受験し、合格したので
備忘録も兼ねて勉強した内容、教材などをまとめたいと思います。
AWS認定試験とは?
AWS認定とはAWS上におけるサービスの知識やアーキテクチャなどを問う試験になります。
下記のような種類があります。
区分 | 難易度 | 試験名 | 詳細 |
---|---|---|---|
基礎レベル | 低 | Cloud Practitioner | 6 か月間の基礎的な AWS クラウドと業界知識 |
アソシエイトレベル | 中 | ・Solutions Architect(Associate) ・SysOps Administrator ・Developer |
1 年間の AWS クラウドを使用した問題解決と 解決策の実施における経験 |
プロフェッショナルレベル | 高 | ・Solutions Architect(Professional) ・DevOps Engineer |
2 年間の AWS クラウドを使用した ソリューションの設計、運用、 およびトラブルシューティングに関する経験 |
専門知識 | 高 | ・Advanced Networking ・Data Analytics ・Database ・Machine Learning ・Security ・SAP on AWS |
試験ガイドで指定された Specialty 分野に 関する技術的な AWS クラウドでの経験 |
これまでの経験値
・試験については数年前に「Solutions Architect(Associate)」を取得しました。(期限切れ)
・数年ほど業務でAWS上に基礎的な構成のサーバー構築経験あります。
勉強
勉強教材
■Blackbelt
AWS公式のドキュメントです。
AWSのサービスごとの説明がまとめられている資料になります。
こちらはよく参照しました。
https://aws.amazon.com/jp/aws-jp-introduction/aws-jp-webinar-service-cut/
■よくある質問
AWS公式のドキュメントです。
サービスごとのよくある質問がまとめられています。
https://aws.amazon.com/jp/faqs/
■ホワイトペーパー
AWS公式のサービスの技術解説書です。
サービスの機能や設計・管理方法を技術的に解説しています。
AWSのサービスをしっかり理解する上では目を通したほうが良いですが、
時間的に余裕がなくあまりこちらは参照しませんでした。
https://aws.amazon.com/jp/whitepapers/
■AWS模試
こちらは無料版、有料版両方とも受けました。
一応両方とも合格ラインには達しました。
■Udemy
・これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座
以前の試験からだいぶ時間が空いてしまったので復習のため購入しました。
50%ほど視聴しました。
・AWS 認定ソリューションアーキテクト プロフェッショナル模擬試験問題集
問題集5回のうち、①②のみをそれぞれ2回づつ解きました。
■AWS AWB問題集で学習しよう
7問1セットになっている問題集です。
受験する試験の科目を1〜44セット解きました。
1-20くらいまでは反復して見直していましたが、時間がなくなってきて
それ以降の問題は1度通す程度でした。
参考にしていた当時は60まであったと思うのですが、44セットまでしか通せていません。
https://aws.koiwaclub.com/
■書籍
①AWS認定ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル~試験特性から導き出した演習問題と詳細解説~
AWSサービスについての解説と1回分の問題集がついています。
こちらは2周勉強しました。
②AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル
半分ほど目を通しました。
(発売してすぐ購入したからか、少し誤字が気になりました)
アウトプット
・ノートに書き出す
参考書や問題を解いているときにわからないものについて調べた内容を書き出し、
たまに見返すようにしていました。
・オリジナル問題の作成
社内でAWSの受験を目指すメンバー間で問題を出し合って対策しました。
・AWSの各サービスについて記事の作成
特定のサービスについてAWSのドキュメントなどを参照し、
まとめたものを社内で共有するということを実施していました。
勉強の進め方
受験の約半年ほど前から勉強に取りかかり始めました。
最初はUdemyのアソシエイトの教材と並行して書籍①を見始めました。
その後少し業務が忙しくなりあまり進められていない時期もあり、
受験2ヶ月前から集中的に勉強進めました。
教材としてよく使っていたのは、Blackbelt、よくある質問、
①の書籍、WEB問題集です。
移動時間もスマホで問題集を解いたり、
オリジナル問題を出すためにAWSのBlackbeltの資料を漁ったり
なるべくAWSの情報を取り入れるようにしていました。
試験前日
試験対象のサービス資料に一通り目を通して、試験に備えました。
試験当日
試験はテストセンターで受験しました。
試験会場には余裕を持って着くように行きました。
受付で本人確認の書類を提示して、渡される書類にサインして、準備ができたら
席に案内され、試験開始。という流れでした。
試験が始まると初見の問題ばかりで1問ごとに結構時間をかけてしまい、見返す時間が全くなかったです。
試験終了後、結果が表示されたときは嬉しさより、驚きの方が強かったです。
所感
試験結果のスコアギリギリだったため、対策が十分でないと感じました。
見返す時間がないと焦ってしまい、ミスする可能性が高くなってしまうので、
次回受験時は今回使った教材をベースにもう少し余裕を持って
受験できるよう勉強をしたいと思いました。
参考
https://aws.amazon.com/jp/certification/
https://udemy.benesse.co.jp/development/qualification/aws-qualification.html
メモ
試験の更新情報
https://aws.amazon.com/jp/certification/coming-soon/