背景
自宅で使っているキャリアはそこそこ早いのですが、夜とかになると遅くなったりするので時間とネットの速度の関係を調査してみることにしました。
そのため、定期的にネットの速度を測るためのプログラムを作ったので、それを皆さんに共有できればと思います。
やったこと
Speedtest-cliを継続的にPythonごしに実行し、DownloadとUploadのMbit/sを取得し、ファイルに追記するプログラムを作りました。
プログラムはDockerファイルにまとめたのでシステムを汚すことなく利用できます。
ソースコードと使い方はこちらから。
注意(speedtest-cliの通信量)
Speetest-cliの通信量がどのくらいかかるのか、公式見解が調べてもわからなかったので、通信量が無制限、あるいは十分に利用できる方に利用を推奨します。
一応、Dockerのコンテナ内で一度、Speedtestを実行し、ifconfigにて通信量の差分を見て見ました。その結果、送受信で約128Mbitでした。
これを少ないと見るか多いと見るかは人それぞれですが、10分おきに24時間実行するとして、1日あたり128×6×24=18432Mbit=2304MB=2.3GBの通信料がかかる計算なので、まあどちらかというと多い方だと思います。
なので、光通信などの無制限に利用できるプランに加入されている方、一時的に計測した方に利用していただければと思います。
まとめ
まだ作りたてで、自身のネット環境に対する結果が得られていませんが、数日間、これにて計測してみて、結果を共有できればと思います。
ぜひ皆さんもこれを使って#speedlogなどで、地域、時間帯などの影響を共有していただき、それらを踏まえてキャリアの良し悪しを定量的に判断してもらえればとおもいます。
追伸(一日計測してみたよ)
前後2点を含めて平滑化を行なっています。
Downloadのピークが約160Mbit/s、Uploadのピークが約250Mbit/sというところでしょうか。全体的にUploadが早く平均して100Mbit/sはでていそうです。
昼と深夜に速度が向上しているようですが、1日だけの計測なのでなんとも言い難いですね。曜日、場所、周辺のイベント、通信環境、等の影響も考慮して考察してみる必要がありそうです。
ところで、これは単に周辺の環境依存なのか、キャリアが意図して通信制限をかけているのか、興味深いところです。