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【基本情報技術者試験対策】MIPSに関する問題の解き方

Last updated at Posted at 2019-03-31

参考サイト:
https://www.fe-siken.com/kakomon/30_aki/q9.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/MIPS

#MIPSとは?
million instructions per second) の略。
1秒間に何百万個の命令が実行できるかを表す。

#MIPSに関連した問題
20190317_CentOS7ダウンロード_046.JPG
上記のような問題は、2ステップで解くことができます。
##1. 1命令を実行するのに必要な平均クロック数を求める
表に記載されている3つの命令「レジスタ間演算」「メモリ・レジスタ間演算」「無条件分岐」。
それぞれの命令実行に必要なクロック数と出現率は、表に記載されている通りである。
それらの情報を基に、ある1つの命令を実行するのに必要な平均クロック数を求める。
平均クロック数は、各命令実行に必要なクロック数に出現率を乗じたものを、足し合わせれば求めることができる。

 (4×0.3)+(8×0.6)+(10×0.1)
=1.2+4.8+1.0=7.0

##2. MIPSを求める
問題文にも記載がある通り、この CPU の動作クロック周波数は 700MHz である。
動作クロック周波数って?って方は、こちらをご参考ください。
「動作クロック周波数」「1命令を実行するのに必要な平均クロック数」、これら2つの情報がある場合は、次のようにして MIPS を求めることができる。

MIPS = 動作クロック周波数 ÷ 1命令を実行するのに必要な平均クロック周波数

1秒間に発生するクロック周波数を、1つの命令を実行するのに必要なクロック周波数で割れば、答えがでるってだけの話である。
問題に当てはめて式を立てると、次のようになる。

700×10^6÷7=100×10^6回

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