#WindowsでPythonを使い始める
パソコンを新規購入してPythonの環境構築を一からやり直しました.
せっかくなので備忘録として行ったことをまとめておきます.
特にこだわりが無ければ,Anacondaを使いPythonの環境を管理することをお勧めします.
Anacondaをインストールすれば,基本的に環境構築は終了です.
あとはAnaconda promptを使って必要なライブラリを適宜ダウンロード or アップデートするだけです.
以下Anacondaダウンロード先のリンクです.(リンク:Anaconda)
リンクに飛ぶと,上にOSの選択があるのでWindowsを選択してください.
次に2系か3系のPythonの選択がありますが,特にこだわりが無ければ3系を使うことをお勧めします.
(2系と3系ではいくつか書き方を変えないとエラーになるものがあります(e.g. print関数,input関数))
エディタとしてSpyderとJupyterがAnaconda navigatorと一緒にインストールされていると思います.
エディタの好みは人それぞれだと思いますが,私のお気に入りはSpyderです.
OpenCVを使えるようにする
いろいろな方法が記事で取り上げられていますが,ここでは最も簡単な方法を記しておきます.
anaconda promptを開き,以下のコマンドを入力してやるだけです.
conda install -c conda-forge opencv
site-packageのフォルダを確認すればopencvがインストールされていることが確認できると思います.
ffmpegを使えるようにする
動画処理を行う際にffmpegを使用することがあると思います.(リンク:FFmpeg)
Pythonからffmpegを使用するには,環境変数のシステム環境変数のPathに
「ffmpeg.exe」が存在するパスを追記しなくてはなりません.
コントロールパネル => システム => システム詳細設定 で
環境変数を確認できますので,そこにPathを追加してあげましょう.
#Canteraを使えるようにする
燃焼を科学するにあたって,反応解析をすることがあると思います.
反応速度解析ツールとしてChemkinやCanteraがよく知られていますが,
CanteraはオープンソフトでPythonで実装することができます.(リンク:Cantera python tutorial)
以下のコマンドをAnaconda promptで入力してCanteraライブラリをダウンロードしてみましょう.
conda install -c cantera cantera
ChemkinのようにGUI化されていないため,使いなれるまでに時間を要しますが無料です.
断熱火炎温度,層流燃焼速度などは簡単に求めることができます.