※本記事の投稿から半年以上経過し、リンクしてあるドキュメントの内容も多少再構成されているようですので、注意して下さい。
Google Container Engine (GKE) を始めたのだが、どうも Kubernetes (k8s) のなんたるかがよくわからない。
色々と読み進めていくうちに、Google Container Engine 及び Kubernetes の、ドキュメントの並べ方がわかりづらくなっているように感じたので、読み進め方をメモしておく。
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GKE: Before You Begin
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コマンドラインツールのインストールや、Google Cloud Platform のセットアップなど。ここは難しくない。 -
GKE: Hello Node
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一通りデプロイの説明。Google Container Engine 特有の (Kubernetes 共通ではない) 操作である gcloud container clusters create
コマンドを確認するためだけにやる。
取り敢えず Step 3: Create your cluster まで理解できれば良い。
それよりも後の kubectl
を用いる部分は、他のクラウドも含め、操作は共通なので、次の Kubernetes 101 & 201 で確認すれば良い。
私は kubectl
を使い始めた Step 4: Create your pod あたりからよくわからなくなってきた。
Pod などの概念の理解が十分でない上、kubectl
が docker run
のようにローカルで何かを構築しているのか、それとも Google Container Engine 上で何かを構築しているのかよくわからなかった。
(Step 3 までで、Google Container Engine を使用していることや、どのクラスターを使っているかを kubectl に伝えたようには見えないので、ローカルで動作をしていて然るべきだが、どうも妖精さんが勝手に設定してくれているようだ。)
- k8s: Kubernetes 101 & Kubernetes 201
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チュートリアル。ここで Pod、Cluster、Resource Controller、Service など、Kubernetes の概念を理解する。
Google Container Engine でも Kubernetes でも、Concepts の章が先にあり、ここで上記の概念が説明されているが、自然言語のみで説明されているので、コードを書きながら理解できる Kubernetes 101/201 の方が入りやすいだろう。
Concepts の章は、101/201 が終わった後、必要に応じて参照すれば良いかと思う。