仮想スイッチとは
仮想マシンが他のコンピュータと通信するために必要になるのが仮想スイッチです
仮想マシンのネットワークアダプターに対して1つの仮想スイッチを指定できます
仮想スイッチを設定することで、ネットワークに接続することが可能です
スイッチとは
複数のコンピュータやLANの接続を行うネットワーク機器です
L2スイッチ、L3スイッチと呼ばれる2つのタイプのスイッチがあります
L2スイッチ
OSI参照モデル第2層のデータリンク層で動作するスイッチです
MACアドレスを元にフレームの転送を行い、相互通信します
L3スイッチ
第3層のネットーワーク層で動作するスイッチです
IPアドレスをもとにパケットを転送して、相互通信します
仮想スイッチの種類
接続の種類 | 説明 |
---|---|
外部 | 物理ネットワークにアクセスして、外部ネットワーク上のサーバーやクライアントと通信するアクセス権を仮想マシンに付与します。 同じ Hyper-V サーバー上の仮想マシンの相互の通信を許可します。 |
内部 | 同じ Hyper-V サーバー上の仮想マシン間、および仮想マシンと管理ホスト オペレーティング システム間の通信を許可します。 |
プライベート | 同じ Hyper-V サーバー上の仮想マシン間の通信のみを許可します。 プライベート ネットワークは、Hyper-V サーバー上のすべての外部ネットワーク トラフィックから分離されます。 この種類のネットワークは、分離されたテスト ドメインなど、分離されたネットワーク環境を作成する必要がある場合に役立ちます。 |
外部を選択した場合は、使用するネットワーク アダプター (NIC) を選択します
以上、Hyper-Vの仮想スイッチについてまとめました