前書き
私はIT業界で3年ほどSESエンジニアとして仕事をしています。
最近、現場変更にあたって面談を受ける機会が多く、改めて気づきがあったので記事にしました。
特に大事だと思った点について2つに分けてお話ししたいと思います。
1.準備
客先での面談に挑むにあたり、一番大事なのが事前準備です。
準備をしているかどうかによって面談での受け答えの速さと質に大きく影響します。
1.1 案件の情報にしっかり目を通す
・どんなシステムをさわるのか?
・使う言語やツールは?
・担当する仕事内容は?
1.2 自己紹介のカンペを作る
さきほど調べた案件情報を踏まえて、自己紹介でアピールする内容をリストアップしていきます。
例えば、
・金融機関でのシステムを触る
→「(経歴書を見ながら)XX番の案件で同じ金融機関のシステムで保守を行っていました。」
・Javaを使う
→「(経歴書を見ながら)XX番の案件でJavaを使って開発を行っていました。」
・基本設計から担当
→経験があれば、「(経歴書を見ながら)XX番の案件で基本設計から携わっておりました。」
→経験が無ければ、「経験はないのですが、チャレンジしたいと思っております。」
そして、上記だけでは自己紹介としてあまりに短いのでどの案件でも共通の自己紹介を最初に入れます。
ただし、長くなりすぎてもダメなので注意しましょう。
例:「業界4年目で、詳細設計から単体テストまでの経験があります。得意な言語はJavaとPHPで、それぞれ2年ほど経験があります。Git,SVNやDockerも使えます。5~6名でのチーム開発も行ったことがあります。コミュニケーションが得意です。」
また、本番で自己紹介の前の案件説明で新しい情報が入ってきた場合、それに対するアピールも臨機応変に盛り込めるとなおよしです!
1.3 逆質問を考えておく
だいたい最後に、質問がないか聞かれます。
この際に、一言目から特にありませんと答えると、受け身な印象を残してしまうので、とりあえず1つか2つはテンプレートでもいいので質問しましょう。
・現場での服装は?
・勤務時間は?
・現状のメンバー規模は?
・現場の雰囲気は?
・参画までに勉強しておいた方がいいことは?
などなど
2.面談中に気を付けること
2.1 挨拶をする、敬語を使う
一応向こうも客なので最低限のビジネスマナーを守る必要があります。
特に、常駐先の外部の人間と関わることがある案件だと、これができないと落とされる可能性が高くなります。
・お世話になります
・よろしくお願いします
・ありがとうございます
など
2.2 笑顔を見せる
ずっと無表情だと、一緒に働きにくそうだと思われる可能性があるので、要所要所で笑顔を入れるようにした方がいいですね。
2.3 結論から話す
質問された際に、だらだらと話し始めると結局何がいいたいのか伝わりません。
ただし、簡潔すぎてもダメで結論+補足を意識しましょう。
例:「リーダー経験はどれぐらいありますか?」
NG「~の案件では、~をしていて、メンバーが~人いて~、~の案件では~」
NG「あります(もしくは、ないです)」
OK「合計で半年ほど経験があります。~の案件では~」
2.4 単価の話はしない
単価いくらぐらいでますか?とかは聞かない方がいいです。
面談ではあくまで案件情報の理解と、自分のアピールに集中しましょう。