厳しいアップグレード要件
今年後半にも提供されるという噂のWindows11。
ハードウェアの要件さえ満たしていれば無償アップグレードだそうだ。
ということで個人的に要件をメモしておく。
CPU
Intel
第8世代Core/Celeron/Atomシリーズ以降
まずこの時点で脱落PC多数。2016年以前に購入したPCはほぼアウト。
AMD
Ryzen 2000シリーズ以降と一部のAthron
AMDの場合はさすがにPhenomIIを使ってる人はいないと思うので
インパクトは小さいだろう。だが初代Ryzenは脱落。チーン。
Ryzen1000番台と2000番台ってソケット互換性あったっけ?
BIOS(または一部CPU)
UEFIのセキュアブート必須。
レガシーブートでUEFIセキュアブート対応可能ならBIOS設定を変更。
CPUまたはマザーボード搭載ハードウェアのTPM2.0対応必須。
TPMとはCPUと独立して動作するハードウェアによるセキュリティ機構。
その他
CPU 1GHz以上64bitモード必須(32bit Windowsは切り捨て)
メモリ4GB以上
ストレージ64GB以上
まあこのへんはどうってことない。
総合
マイクロソフトは中古業者を滅ぼすつもりだろうか。
非対応PCやCPUパーツをどうしろというのだろう。
Linux専用マシンにでも生まれ変わらせろと言うのだろうか。
UEFIセキュアブートくらいならi7 4770のうちのPCでもできそうだが
CPU世代で切り捨てられたらどうしようもない。
特に企業ユーザなんかはクレームの大合唱ではないだろうか。
もう少しCPU要件を緩和してくれることを期待しよう。