#本記事について
本記事はAWS初学者が学習していく中でわからない単語や概要をなるべくわかりやすい様にまとめたものです。
私自身もAWS初学者なので、もし誤りなどありましたらコメントにてお知らせいただけるとありがたいです。
AWS Well-Architectedフレームワーク
本記事では「AWS Well-Architectedフレームワーク」について書いていきたいと思います。
まずはじめにAWS公式サイトでの説明をみてみます。
AWS Well-Architected フレームワークは、AWSのソリューションアーキテクト(SA)が、AWSのサービス開始から10年以上に渡り、様々な業種業界、数多くのお客様のアーキテクチャ設計および検証をお手伝いしてきた経験から作成したクラウド活用のベストプラクティス集です。具体的には「運用の優秀性」「セキュリティ」「可用性」「パフォーマンス効率」「コスト最適化」の5つの観点について、クラウドをより活用するための設計原則と、お客様システムがベストプラクティスに沿っているかを確認するための質問と回答で構成されています。本ホワイトペーパーは、クラウドにおけるアーキテクチャ設計や運用に携わっているすべての方に読んでいただきたい内容となっています。
一方でお客様のシステムが必ずしもAWSが提唱する全てのベストプラクティスに沿っている必要はありません。ベストプラクティスをご理解いただいた上で、お客様ご自身でのビジネス的なご判断を実施いただくためのアイデアです。
AWS初学者の私からするとこの説明でもイマイチ理解が深まりませんでした。(勉強不足でスミマセン...)
なのでこれから理解できる様に説明を書いていきます。
AWS Well-Architectedフレームワークの概要(簡単に)
AWS Well-Architectedフレームワーク
Well-ArchitectedフレームワークはAWSが数多くのサービスを提供してきた経験をもとに、最善のやり方や解決・改善策を整理しました!と言う感じです。
ユーザーがクラウド活用のノウハウを効率よく行えるための資料の様なものといった感じかと。そしてこのフレームワークは質問と回答で構成されているということです。
Well-Architectedフレームワークの5本の柱
このフレームワークには**「運用上の優秀性」、「セキュリティ」、「信頼性」、「パフォーマンス効率」、「コスト最適化」**という5つの柱が存在し、これを基本設計に組み込むことで安定した効率の良いシステムが作成できる、といううものです。
それでは5つの柱を順番にみていきます。
-
運用上の優秀性
運用上の優秀性の柱は、AWS上で構築したシステムでビジネス価値をもたらすために運用面でどんなことを気をつければ良いか記載してあります。 -
セキュリティ
セキュリティの柱は、AWS上で構築したシステムとデータや資産をどの様に保護しセキュリティを向上するかが記載されています。 -
信頼性
信頼性の柱は、AWSでの障害が起きた際の復旧について、どの様に障害を防止するかが記載してあります。 -
パフォーマンス効率
パフォーマンス効率の柱は、コンピューティングリソースを効率的に使用することについて記載されています。 -
コスト最適化
コスト最適化の柱は、無駄なコストは排除し最適化することについて記載してあります。
まとめ
AWS Well-Architectedフレームワークは、AWSを利用する上での重要なベストプラクティス(最善の方法)集です。
ベストプラクティスに沿っているかを確認しながらシステムの構築・運用をしましょう。