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Excelファイルのバックアップ、VBAを利用したファイルコピー及びリネームの方法

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こんにちは、小磯と申します。

Excelファイルの破損や削除されてしまった場合、ファイルサーバにバックアップされているデータより戻す企業が多いと思います。
中にはバックアップを行わない企業もあると思います。
破損や削除された場合は再作成や復元に時間が掛かったり、記載漏れが発生することもあります。
管理者やPM(PMO)が始めての方へ参考になればと思います。

バックアップ、ファイルコピー及びリネーム

誤操作でファイルが移動されてしまった場合は、検索をすれば元のフォルダへ戻せば問題ありません。
破損した場合はファイルを開くことが出来ず、ファイルサーバより削除されている場合はゴミ箱に移動されません。
ファイルをリネームすることにより、どのタイミングで作成したファイルか分かります。
今後発生しうるため、事前防止に繋がればと思います。

1.バックアップ方法

①ファイルを作成
②「ファイル」-「名前を付けて保存」を選択
③名前を付けて保存画面より、「保存先フォルダ」を選択
④「ツール」-「全般オプション」を選択
⑤全般オプション画面より「バックアップファイルを作成する」にチェックを入れ「OK」を押下
 ※読み取り、書き込みパスワードは空白で問題ありません。必要な場合は設定願います。
⑥ファイル名を入力し「保存」を押下
⑦ファイル名.xlk(バックアップファイル)を確認

2.ファイルコピー

①ファイルを作成し、「ファイル名+日付」にファイル名を変更し、「xlsm」
②メニューバーより「ファイル」-「オプション」を選択
③Excelのオプション画面より「リボンユーザー設定」を選択
④リボンのユーザー設定より「開発」のチェックBOXをONにし「OK」を押下
 メニューバーに「開発」が表示されたことを確認
⑤メニューバーより「開発」-「マクロ」を選択
⑥マクロウィンドウより、マクロ名欄に任意の名称を記載し「作成」を押下
⑦「Microsoft Visual Basic for applications」画面にて、右側にあるウィンドウへ以下のコードを入力

image.png

⑦「上書き保存」ボタンを押下
⑧「Microsoft Visual Basic for applications」画面を閉じ、Excelファイルを上書き保存し閉じる
⑨メニューバーより「開発」-「マクロ」を選択
⑩「オプション」を押下し、ショートカットキーの「任意キー」を設定し「OK」を押下
 「×」ボタンでマクロウィンドウを閉じる
⑨ファイル名をリネームしExcelファイルを開いて上書き保存
⑩ファイルがコピーされファイル名が設定した名称になっていることを確認

3.コピーファイルの管理

コピー前のファイルについては、別フォルダへ退避させ過去ファイルとして保管してもよいと思います。
ドライブの容量圧迫にもなるため期限を設け、特定の日にファイルを削除することもよいと思います。

  • まとめ

破損や削除された場合、再作成や復元に関する確認の時間短縮になります。
バックアップやファイルコピーをすることで、更新内容の差分を確認することが出来ます。

以上、小磯でした。

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