はじめに
エンジニアをしている長谷川と申します。
普段の仕事で感じたことを自戒も込めて記載します。
手段の目的化に注意
システム開発において、試験は大事です。
様々なテストフレームワークも存在しており、
「試験が全部OKとなる」のは納品やリリースを行う前提と言っても良いと思います。
ここで気を付けたいのが「試験が全部OKとなる」ことは「目的」なのか?
ということです。
「試験が全部OKとなる」は目的ではなく、
品質を担保するための手段であり、正しい試験が出来ているかが重要!!
どんなに試験が全部OKであっても、
正しい試験がされていなければ試験の意味はありません。
「何を当たり前のことを・・・」
と思われるかもしれませんが、結構な頻度で目にします・・・。
スケジュールが遅延していたり、目的を見失っていたり、といった要因もありますが、
「試験が全部OK」を目的としてしま人たちを・・・。
結果、試験のやり直しになってスケジュールが遅延したり、
誰も気づかないまま世に出て不具合報告を受けたり。。。
作業中は定期的に目的の確認を
例として試験を挙げましたが、資料作成やコーディングなど他のことでも同じようなことが言えます。
そんな不幸を招かないためにも、指示を受けた時や作業中に「ん?」と思ったときには、
作業に取り掛かる(作業を進める)前に一旦立ち止まり、
これからやる(今やっている)作業の目的はなんなのか、
改めて確認してから作業に入りましょう。
それだけで手戻りや不具合対応という不幸は減りますので・・・。
以上、長谷川でした。