0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

Excel関数でちょっと躓いた話(VLOOKUP編)

Posted at

こんにちは!エンジニアの篠原です:penguin:
先日、業務でExcelを使用していた際に
データを参照しようとVLOOKUP関数を使用したところ
意外と躓くポイントがいくつかありましたので
備忘録として残しておこうと思います。

①検索値セルと検索範囲セルの型違い

これは検索値セルが数値の場合に良く起こるエラーで
個人的にこれが一番ひっかかる確率が高いと思います。

例として以下のような書き方をした時、

image.png

検索値セル(赤枠)はセルの型が数値に対して、
検索範囲セル(青枠)はセルの型が文字列です。

この場合セルの型が不一致の為、検索に引っかからず#N/Aとなってしまいます。

検索値セルが数値の場合で、エラーが表示された場合は
まず型が一致しているかどうか確認しましょう:ok_hand:

②検索値セルの項目が検索範囲の1列目ではない

image.png

上図のように、社員ID(赤枠)を検索値とし、
青枠で囲った部分を検索範囲とした場合、結果はエラーとなります。
原因としては、検索値は検索範囲の1列目にする必要があるからです。

必ず、検索値=検索範囲の1列目になっているか確認しましょう:ok_hand:

③近似一致(TRUE)で検索しようとしている

VLOOKUP関数の引数で一番最後に渡すものが

近似一致(TRUE)
完全一致(FALSE)

のどちらかになります。

それぞれどういうものかというと…

近似一致(TRUE)
 検索値と合致する値があればその行を参照する
 合致する値がなければ値を超えない範疇での
 最大値が入っている行を参照する

完全一致(FALSE)
 検索値と完全に一致するものを探し、あれば表示し無ければエラー

上記を理解せず、TRUEを入れてしまうと
想定している結果を表示してくれない場合があります。
また、検索値が文字列の場合は前方一致での検索になるので
これもまた結果が変わってきてしまいます。

まとめ

今回は使えると便利ですが、データの形式や検索方法によっては
簡単には動いてくれないVLOOKUP関数を紹介しました。
他関数でも見つけ次第、まとめていきたいと思います:pencil:

以上、篠原でした:penguin:

参考

0
0
2

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?