システムエンジニアの大沼です。
仕事で生成AIを使った案件に携わることがあるのですが、その時どのようにお客様に生成AIを使ってもらうのかのイメージを連載形式でまとめていきます。
この記事は以下のような人におすすめです。
- 生成AI関連の案件に入ったけど、生成AIのことはよくわかってない
- 動き出している生成AI案件に入るけど、追加で提案できる機能やできることを知りたい
💡これはあくまで個人の見解のため誤った情報の可能性があります。
目次
- そもそも生成AIとは
- 生成AIでできること
- まとめ
そもそも生成AIとは
ざっくり言うと、学習した情報をもとに新たなものを生み出してくれるAIです。
- テキストデータを学習し、まるで人間が入力したかのような文章を生成する
ChatGPT
- 画像データを学習し、イラストを生成する
DALL-E
その他にも動画や音声などに対応した生成AIがあります。
ChatGPTとは
このあとの説明を理解するたChatGPTが何なのかを理解している必要があります。
GPTとは
Generative Pre-trained Transformer(事前訓練された生成変換器)
OpenAI社が作ったLLMです。
LLMとは
large language model(大規模言語モデル)
要するに膨大なデータを元に学習したものということです。
つまり
ChatGPT=事前に訓練された大規模言語モデルの生成変換器であるGPTを使ってChatをする生成AI
こんな理解で良いのかなと思っています。
今回はOpenAI社のChatGPTにターゲットを絞っているため細かい説明は割愛しますが、
他社の持つLLMについて興味があれば調べてみてください。
上記の説明を簡単な図に落とし込んでみました。
こんなイメージです。
生成AIでできること
ChatGPTは事前に訓練された大規模言語モデルの生成変換器であるGPTを使ってChatをする生成AIということは伝わったかなと思うのですが、今度はこれを使って何ができるのかを知る必要があります。
生成AIでできることを知り、更にお客様がどのようなことに利用したいのかがわかれば提案にも使えますよね。
生成AIの活用によって業績を伸ばした会社について調べ、その会社がどのように利用していたかも参考になるかもしれません。
今回は2つ、生成AIができること紹介したいと思います。
文章生成
メールの文章を考えてもらったり、案出しなど
以下はメールの要約の実例です。
管理画面の機能の案出しもしてもらいました。
文章要約
元となる文章を与え内容をまとめてもらうことができます。
まだ同じブロックが5つほど続きます。
要約した結果は以下となります。
いい感じにまとめてくれました!
まとめ
今回は生成AIとはというところから何ができるのかを実例も交えて説明していきました。
まだまだ触りの部分なのでお客様へどう生成AIを使ってもらうのかというところまでは踏み込めませんでしたが、次回は「AzureChat」というMicrosoft社製AIチャットの説明をしていこうと思います。こちらの内容でもう少し踏み込んだ内容もお伝えできると思うのでお楽しみに。
以上、大沼でした。