はじめに
こんにちは。水野です。ヘルプデスク業務に携わっています。
業務で他部署へエスカレーション等をする機会があり、
その際に ”準委任契約” というキーワードが出てきたので
改めてどういう意味、契約なのか簡単に調べてみました。
準委任契約について調べていくと ”請負契約” と ”委任契約” というワードも出てきたので
ざっくりまとめてみました
請負契約と委託契約(+準委任契約)の違い
・請負契約:具体的な成果物の完成が求められる。
・委託契約(+準委任契約):成果物の完成が必須ではなく、特定の業務やサービスの遂行が求められます。つまり、「目的」や「どこに責任を負うか」という点で違いがあります。
さらに委任契約と準委任契約の違いを調べていくと、
こちらも簡単に言うと委託する業務の内容によって大きく分けられるように見受けられます。
委任契約と準委任契約の違い
・【委任契約】
民法第643条から第656条に詳細な規定があり、主に「法律行為を委託するための契約」
例)弁護士へ訴訟手続きの代理を依頼,税理士に対して税務申告や税務相談を依頼など
・【準委任契約】
委任契約に関する一般的な規定が適応されるものの、「法律行為以外の事務処理を委託する契約」
例)人材派遣,既存システムの保守・運用依頼など
【引用】e-Gov法令検索:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=129AC0000000089
最後に
今回は「準委任契約」というキーワードが気になり、自身で調べてみました。
ここから ”業務遂行責任者” など、業務の責任や管理に関係するような話に
関連しており、知見を深める第一歩にはなると思います。プロジェクトでより責任者に近い立場になると、ビジネスパートナーの方々の管理なども業務の1つになると思うので
さらに勉強を進めていこうと思います。