はじめに
こんにちは、水野です。
私は普段ヘルプデスク業務をしており、システムのエラーから一般的なPCの使い方まで
幅広い問い合わせが普段から届くのですが、ユーザにもPCを使い慣れている人から
「キーボードって何ですか」なんて人まで本当に様々です。
そのためPCを使い慣れていない人達向けのツールはないのか、普段から調べたりするのですが
画期的なツールGemini 2.0 Flashを見つけたので、実際に使ってみた感想をお話ししようかと思います。
Gemini 2.0 Flash
簡単に言うとGoogleが出しているChatGPTのようなもので、
テキストだけでなく、画像、動画、音声などの入力にも対応しています。
その中で着目すべき機能は、画面共有をしながら質問ができる機能かと思います。
先ほど名前を出したChatGPTは画像をアップロードすると、画像内のオブジェクトやシーンを特定し説明をしてくれたり、グラフや図表の内容を解説をしてくれるなどの機能はあるのですが、画面共有をしながら質問に答えてくれる機能はまではありませんでした。
<実際の使用方法>
こちら□のページを参考に
Google AI StudioにログインしてStream Realtimeと進んでいくと以下の画面が表示されます。
そうしたらShere your Screanを選択すると、どの画面を共有するのか選択するが画面が表示されるので
実際に画面に表示しているアプリ等を選択していきます。
利点
画面共有をしながら質問ができるので、画面が遷移していきながらも随時質問をすることができる点が素晴らしいと思います。
実際にゲーム画面を共有し、リアルタイムに質問を投げかけていく動画もYouTube上で見受けられました。
【新時代】ゲーム画面をリアルタイム分析する最新AI使ったら、Apex Legendsで優勝余裕説
自分の環境ではExcel・Teams・Outlookの画面共有をしながら
ファイルの添付方法などの簡単な機能について質問を投げたところきちんと回答をしてくれました。
音声ファイルが添付できず実際の回答を共有できず申し訳ないです。
欠点
日本語にも対応してくれている点がとても素晴らしいのですが、たまに聞き取れない回答が確認できました。
また、画面共有機能の回答はテキストで返すことはできないなど不都合な点がいくつか見受けられました。
最後に
現在はGemini 2.0の実験版として「Gemini 2.0 Flash」が公開されているようなので、
今後、より日本語にも正確に対応できるようになっていってたり、
テキストでの回答もできるようになってもらえると、ヘルプデスクや周りの人に相談する際に
「何がわからないのか」をこちらが汲み取りやすくなるな~と思います。
PCを使うことに慣れていない人でも気軽にサポートを受けつつ、
業務に当たれるような環境を作っていけるような時代が本当に近づいていることを体感できると思うので、ぜひ試しに使ってみてください。