こんにちは。大野です。
初めに
以前私が書いた記事ではWindows10のサポートが終了するという記事を書きました。サポートが終了したOSでは以降で説明するウイルスについてももちろん感染の確立が増加します。早めにWindows11への切り替えをおすすめします。
今回はそんなウイルスについてです。ウイルスもいろいろなものがありますが、大きく分けて説明することで少しでも興味を持ってもらい、皆さんが意識して被害を受けないようにしていきたいと思い簡単に説明していきます。
ワーム型ウイルス
ワーム型ウイルスは自己増殖しながら、他のデバイスへ感染を拡げるのが目的の不正プログラムです。メールやネットワークに接続されているだけで感染する場合もあり、感染力が強いのが特徴です。感染するとパソコンが重くなるなどの症状が出ます。代表的なものとして、LOVELETTER、Slammer、MyDoomなどが有名です。
トロイの木馬型ウイルス
トロイの木馬型ウイルスは、ほかのシステムやファイルに感染しないウイルスです。正規のアプリに偽装してユーザーがインストールすることで侵入します。パスワードやファイルの削除や個人情報流出などが主な被害事例です。代表的なものとしては、Emotet、Twitoorなどがあります。
マクロ型ウイルス
マクロ型ウイルスは、オフィスソフトなどで利用できるマクロ機能を悪用して感染するウイルスです。メールに添付されたファイルを開くことで感染します。代表例のMelissaは、感染したパソコンからメールを大量に送信し、何人もの受信者が何の疑いもなく自ら添付ファイルを開くことで被害が拡散しました。
ファイル感染型ウイルス
ファイル感染型ウイルスは、実行形式のファイルに付着しているウイルスです。ファイルサイズなどが変わることなどで発見しやすく、感染したことが判りやすいと言われています。代表例のPE_EXPIROは不正なJavaアプレットを介してPCに侵入し、情報収集機能を備えたウイルスでした。
最後に
以上、多くのウイルスが上記で上げたもののどれかに該当すると思います。そして、誰でも被害に合う可能性を有しています。感染経路を知っておくことで少しでも感染の可能性を下げていきましょう。
以上、大野でした。