初めに
皆さんこんにちは、大野です。
今回は前回紹介した保険の説明の続きです。
※前回も説明しましたが、保険商品の内容は保険会社によって細部が違います。当記事だけで納得しないでご自分でも調べてください。
損害保険の主な種類
損害保険は、災害や事故等によって生じる損害に備えるための保険です。火災保険や地震保険、自動車保険をはじめ、さまざまな種類があります。
火災保険
火災保険は、火災等によって発生した建物や家財の損害を補償する保険です。一般的には、火災をはじめ、水災、風災、落雷等の自然災害や、盗難による損害も補償対象となります。ただし、地震や噴火またはこれらによる津波を原因とする火災は、火災保険では補償の対象にはならないため、別途、地震保険への加入の検討が必要です。
地震保険
地震保険は、地震を原因とする建物や家財の損害を補償する保険です。具体的には、地震や噴火またはこれらによる津波を原因とする火災、損壊、埋没、流出といった損害が補償されます。地震等による被災者の当面の生活と生活再建を支えることを目的としているため、「地震保険に関する法律」に基づき国と損害保険会社が共同で運営する、公共性の高い保険となっています。
なお、地震保険は火災保険とセットで加入する必要があり、単独での加入はできません。
自動車保険
自動車保険は、自動車事故等によって生じる損害に備えるための保険です。すべての自動車に加入が義務付けられている「自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)」と、個人が任意で加入する「任意保険」の大きく2種類に分けられますが、一般的には「自動車保険」というと任意保険のことを指します。
自動車保険(任意保険)の補償内容にはさまざまな種類があり、代表的なものに、対人賠償責任保険、対物賠償責任保険、車両保険、人身傷害保険、搭乗者傷害保険等があります。
バイク保険
バイク保険は、バイク(二輪自動車・原動機付自転車)を運転中等の事故に備える保険です。自動車保険と同様、「自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)」と「任意保険」に大別されますが、一般的に「バイク保険」というと任意保険を指します。
バイク保険(任意保険)は、対物賠償や搭乗者傷害等、自賠責保険の補償ではまかないきれない損害もカバーすることが可能です。バイク事故は自動車事故に比べれば発生数は少ないものの、ひとたび事故が起こると、自動車よりも大ケガや死亡の危険性が高くなります。そのため、バイク保険で事故のリスクに備える必要性は高いといえるでしょう。
最後に
前回の最後に今回で最後と書きましたが量が多くなったので二回に分けます。
キリがいいので今回はここまでです。また次回で続きの説明をしたいと思います。
以上、大野でした。