オークション分析レポートとは
こんにちは、所属企業で広告運用を担当している鈴木です。
検索広告はオークション形式のため、競合他社の掲載状況を把握しながら運用を行っていく必要があります。
Google広告には、管理画面上で簡単に競合分析を行うことができるツールが用意されており、
このツールの見方を覚えておくことで、戦略立てを効率よく進めることができるようになります。
今回はこのGoogle広告の「オークション分析レポート」について書いていきたいと思います。
オークション分析レポートの表示方法
Google広告管理画面にログイン後、左メニュー「キャンペーン」をクリックし分析情報とレポートから
「オークション分析」を選択します。
ここで、自社と同じオークションに参加している競合他社の状況を確認していきます。
オークション分析レポートで使用される指標
オークション分析で確認することができる指標は以下の6つです。
-
インプレッションシェア
広告が表示される可能性のあった回数のうち、実際に表示された回数の割合 -
重複率
同じオークションにおいて、自社と競合他社が同時にインプレッションを獲得した割合 -
上位掲載率
競合他社が自社よりも上位に掲載された割合 -
上部表示率
自社および競合他社の広告が、オーガニック検索結果の上部に表示された割合 -
最上部表示率
自社および競合他社の広告が、オーガニック検索結果の上部かつ1位に表示された割合 -
優位表示シェア
自社の広告が競合他社よりも上位に表示された割合、または自社のみが表示された割合
まとめ
競合他社の動きを知ることはとても重要なことですが、競合他社に競り勝つことが全てではない
ということを意識した運用を心掛けなくてはならないと考えています。
自社広告を測定する際の判断材料の一つとして活用してみてください。
以上、鈴木でした。