初めに
皆さんこんにちは、大野です。
現在私の仕事は保険の帳票を作成することです。私はこの仕事をするまで保険について全然知りませんでした。特に20代だと私と同じようにあまり詳しくない方も多いのではないかと思います。そこで今回の記事では保険の種類について簡単に説明したいと思います。保険といいましても、種類や説明がとても多くなるので、何回かに分けて書きます。今回はその1回目になります。まずは一般的な種類を知ってもらいたいと思います。
※保険商品の内容は保険会社によって細部が違います。当記事だけで納得しないでご自分でも調べてください。
保険とは
保険とは、多くの人が保険料を出し合い、生活の中で起こるさまざまなリスクに備える制度のことです。ただ、一口に「保険」と言っても、その種類はさまざまです。特に、民間の保険会社が運営する任意加入の保険には、とても多くの種類があります。保険によって備えるべきリスクや必要な保障(補償)は、人によって異なるため、種類ごとの違いを理解した上で自分に合った保険選びをすることが大切です。
ここでは、民間の保険会社が提供する保険の種類について説明します。
保険の種類一覧
生命保険
- 終身保険
- 定期保険
- 収入保障保険
- 医療保険
- 女性向け医療保険
- 引受基準緩和型医療保険・無選択型医療保険
- がん保険
- 就業不能保険
- 介護保険
- 個人年金保険
- 養老保険
- 学資保険
等
損害保険
- 火災保険
- 地震保険
- 自動車保険
- バイク保険
- 自転車保険
- 傷害保険
- 所得補償保険
- 海外旅行傷害保険
- ペット保険
- ゴルファー保険
等
生命保険と損害保険
民間の保険は、「生命保険」と「損害保険」に分けられます。生命保険は、主に被保険者の死亡または病気やケガに備える保険です。一方、損害保険は、災害や事故によって生じる損害に備える保険です。
さらに、生命保険と損害保険の中にも、それぞれいくつもの種類があります。例えば、生命保険には終身保険・定期保険・医療保険・がん保険等があり、損害保険には火災保険・地震保険・自動車保険・旅行保険等があります。
保険商品の説明
終身保険
終身保険は、保険期間が一生涯続く生命保険です。被保険者が死亡または保険会社所定の高度障害状態になった際に、加入時に定めた死亡・高度障害保険金が支払われます。また、満期の仕組みがなく、一定期間加入した後に解約した場合は解約返戻金を受取れるため、貯蓄として活用することも可能です。解約時期や契約内容によっては、保険料払込期間終了後に、払込保険料の総額を上回る解約返戻金を受取れる保険商品もあります。
保険料の払込方法には、払込みを一生涯続ける「終身払タイプ」や、一定年齢または一定期間で払込みが満了する「有期払タイプ」、一度にまとめて払込む「一時払タイプ」があり、加入目的や将来設計に応じて選択できます。
定期保険
定期保険は、保険期間があらかじめ決まっている生命保険です。終身保険と同じく、被保険者が死亡または保険会社所定の高度障害状態になった際は、死亡・高度障害保険金が支払われますが、保険期間が一定年齢や一定期間に定められているという特徴があります。一般的に、満期保険金や解約返戻金がない掛け捨て型の保険となり、その分、保険料は終身保険よりも割安です。
定期保険の期間の設定方法には2種類あります。「加入から10年間」というように年数で設定する「年満了」と、「60歳まで」のように被保険者の年齢で設定する「歳満了」です。年満了は満期になったら契約が自動更新となる「更新型」で、歳満了は満期になると契約終了となる「全期型」であることが一般的です。
収入保障保険
収入保障保険は、被保険者が死亡または保険会社所定の高度障害状態になった際、年金のように、満期まで毎月決まった額の保険金が支払われる保険です。支払われる保険金の額は毎月一定で、保険期間の経過とともに受取る期間が短くなるので、受取総額は徐々に減少していきます。一般的には定期保険より保険料が割安な傾向にあり、低年齢の子どもがいる世帯からのニーズが高い保険です。
今回はここまで
まだまだ続き長くなるので今回はここまでです。次回では続きの説明をしたいと思います。
以上、大野でした