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ChatGPTによるリアルタイムテキスト化

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はじめまして、小磯と申します。
ChatGPTという言葉が、ネットで色々取り上げられています。
そのChatGPTを業務で利用する場合は、どうするのかを紹介したいと思います。

ChatGPTによるリアルタイムテキスト化とは

ChatGPTを利用し、音声データをテキストデータとしてアウトプットが可能。

1.サーバーの構成

サーバを構築する場合、以下の2パターンあります。

①オンプレミス(ハードウェアにて準備するサーバ)

  • 通話録音サーバ
  • 音声認識サーバ
  • DBサーバ
  • WEBサーバ
  • 認識キャプチャサーバ(他拠点がある場合、他拠点に設置)

②クラウド

  • キャプチャサーバ
  • 認識サーバ
  • DBサーバ
  • WEBサーバ
  • ATSサーバ

2.事前学習

ChatGPTへ用語等を学習させる必要があり、事前に学習させる場合は主に3つのデータ形式で読み込ませます。

  • CSV
  • PDF
  • URL

3.テキストファイル出力の種類

音声をテキスト化する種類として、以下の2パターンあります。
①通話中の音声をテキストデータをテキスト化

  • 通話終了後、数分以内でサーバーへテキストデータ保存
       (通話の分数や文字数により、処理時間が変更)

②録音システムのデータを読み込みテキスト化

  • 通話終了後の録音データを読み込み、テキストデータとして保存。
    今度①を導入する予定です。

4.補足

3-1 テキスト化したファイルを振り分ける。
   利用する場合、ライセンスが必要となり任意のアカウントを作成します。
   サーバ上でアカウント毎にフォルダを作成し、テキストファイルを振り分け、誰が対応したかが明確になる。
   同じアカウントを同時利用は出来ませんが、利用している時間帯で誰が対応したかの確認が可能。
3-2 ChatGPTへ未学習部分の追加を行う。
  事前学習を行っているが、業種により新しい名称が出てくるためメンテナンスを実施する必要がある。
  メンテナンスとして上記にある「2.事前学習」と同じ対応が必要です。

まとめ

ChatGPTの用途は、様々な分野で取り込まれています。
ChatGPTを使うことにより、会議の議事メモ作成や録音データを聞くことが少なくなり、時間短縮に繋がります。
今後、問い合わせ窓口等はほぼ無人化となりモンスタークレーマーの減少につながると思います。
窓口の担当は、テキスト化されたファイルを一覧化したり、よくある質問として整理する作業を行うのみになります。
次回は、問い合わせ窓口受け側の利用について纏めようと思います。

以上、小磯でした。

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