結論
端的に言うと、パッケージリストの更新をするためのコマンドです。
具体的にどういうこと?
一般的に、ソフトウェアを配布する際には、実行ファイル1つだけでなく、設定ファイルやマニュアルなどの関連ファイルをまとめてパッケージという形で配布します。
ubuntuでは、パッケージをapt(Advanced Packaging Tool)というシステムを使って管理しています。
(この辺の知識については後日改めて学習します・・・)
ubuntuでパッケージをインストールしたい時、以下のコマンドを使ってインストールします。
$ apt-get install [パッケージ名]
上記のコマンドを実行すると、/var/lib/apt/listsにあるパッケージインデックスファイルというものを参照し、そのファイルに含まれるパッケージをインストールします。そのため、このディレクトリ内にパッケージインデックスファイルがないパッケージについては、上記のコマンドを実行してもインストールすることができません。
apt-get updateの役割
apt-get updateを実行すると、/etc/apt/sources.listに指定されているリストに基づいて、パッケージインデックスファイルをダウンロードします。つまり、インストールすることができるパッケージ一覧のリストを更新します。ただし、あくまでも一覧のリストを更新するだけであって、実際のパッケージの更新やインストールは別のコマンド(apt-get upgradeやapt-get install)で行います。