そもそもvenvとは
venvとはpythonが提供している開発や試験を行うための仮想環境。
論理的に独立した環境であるため、パッケージによる依存性や互換性に左右されることなく実行が可能です。
メリット
- 仮想環境を使い分けることで複数のバージョン・ライブラリーを使用することができる
- pipコマンドによってモジュールの入れ替えや追加が簡単に行える
- 何よりも簡単に作成することができて削除できる手軽さが最大のメリット
デメリット
- 仮想環境としてDockerコンテナも選択している場合は仮想化が重複してしまう
ですが、趣味的にpythonの仮想環境を手軽に利用したい場合はデメリットが特になく利用できると思います!
構築方法
<前提>
(OS) Windows10
(言語) Python3.10.3
(フレームワーク) Django4.0.4
(エディター) VSCode
(ターミナル) Powershell
workフォルダの作成
これから作業するworkファルダを任意の場所に設置します。
作成方法はコマンドによる作成でも、GUIにてマウスでポチポチと作成するでも問題ありません。
私は C:\Users\ (username) \
配下に作成しました。
C:¥Users¥(username)> mkdir work
C:¥Users¥(username)> ls # workフォルダが作成されたことを確認
work
新規venvの作成
C:¥Users¥(username)> cd work # workフォルダへ移動
C:¥Users¥(username)¥work> python3 -m venv myvenv # 新規venvの作成
C:¥Users¥(username)¥work> # 新規venv(myvenv)が作成されたことを確認
myvenv
アクティベイト
C:¥Users¥(username)¥work> cd myvenv #venvフォルダへ移動
C:¥Users¥(username)¥work¥myvenv> .\Scripts\activate #アクティベイト
(myvenv) ~>
ログアウト
作成した仮想環境(myvenv)からログアウトします。
(myvenv)> deactivate
venvの削除
仮想環境が不要になりましたら以下のコマンドで削除できます。
C:¥Users¥(username)¥work> Remove-Item ./myvenv -Recurse -Force
おわりに
今まで他の言語での開発は多少経験したことがあるが、pythonは初めてであったので仮想環境の構築について備忘録的にまとめてみました。
文字に起こしアウトプットすることで頭が整理され、自身の再確認の良い機会にもなりました。
分かりやすく伝えようと他者の目線も意識し文章構成を考えるようになる点もよいですね。
始めたばかりのため時間はまだかかってしまいますが、続けていきたいと思います!
参考サイト
また他にもpythonの仮想環境に種類があるようです。以下も参考にしてみてください。