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【C言語ポインタ】&(アンパサンド)や*(アスタリスク)の使い分け

Last updated at Posted at 2019-03-25

はじめに

C言語を始めて半年が経ちました。
変数やポインタの前につける &* 、たくさん出てくると今でも混乱しがちです…
というわけで、自分のための備忘録も兼ねて、軽くまとめてみたいと思います!

使い方

通常の変数

まずは、通常の変数の場合!
もし以下のようなコードの場合は、、

varSample.c
#include <stdio.h>

int main(void) {
    
    int var;
    var = 10;

    printf("printf  var  ... %d\n", var);
    printf("printf  &var ... %p\n", &var);
    
    return 0;
}
| 通常の変数     |

----|--------------|
var |格納されている値を表示 |
&var|変数自身のアドレスを表示 |

となります。
実行して確認してみると、、

printf  var  ... 10
printf  &var ... 0x7ffeefbff588

このような結果になりました!
通常の変数には、値とアドレスの2つの要素があることが分かります。

ポインタの場合

続いて、ポインタの場合!
もし以下のようなコードの場合は、、

ptrSample.c
#include <stdio.h>

int main(void) {
    
    int var = 10;
    int *ptr;      // int型のポインタを宣言
    
    ptr = &var;    // ポインタptrに変数varのアドレスを格納
    
    printf("printf  var  ... %d\n", var);
    printf("printf  &var ... %p\n", &var);
    printf("\n");
    printf("printf  ptr  ... %p\n", ptr);
    printf("printf  *ptr ... %d\n", *ptr);
    printf("printf  &ptr ... %p\n", &ptr);

    return 0;
}
| ポインタ       |

----|--------------|
ptr |格納されている値(変数のアドレス)を表示 |
*ptr|アドレスの先の値(実体)を表示|
&ptr|ポインタ自身のアドレスを表示 |

となります。
赤字で書かれている部分が、ポインタ特有の機能です。

こちらも実際に実行してみると、、

printf  var  ... 10
printf  &var ... 0x7ffeefbff588

printf  ptr  ... 0x7ffeefbff588
printf  *ptr ... 10
printf  &ptr ... 0x7ffeefbff580

このような結果になりました。
ポインタptrの値として、変数varのアドレスが入っていることが確認できます。

図で整理してみると、以下のようになります。

ポインタが通常モードの時は、対象変数のアドレスを”指し示して”います。
ポインタ特有の機能として、*を頭につけると「アドレスの先にある値」を"指し示す"ことができます。
*がつくと、矢印(ポインタ)がにゅーんと伸びるイメージです。
( *は間接演算子という名前が付いているので、間接モードと呼んでいます。)

#終わりに
実は、今回の投稿が初投稿でした。
理解の一助となると幸いですm(_ _)m

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