GitHub 上で公開する Jupyter Notebook 形式のファイルを Google Colaboratory で開くためのリンクを設置する方法 を解説します。
サンプル
上のリンク先の Jupyter Notebook 形式のファイルの上部に、
というリンクがあり、クリックすることで Notebook を Google Colaboratory で開くことができます。
Google Colaboratory の方から GitHub 上の Notebook を指定して開くこともできますが、このようなリンクを設置しておくことでユーザーの手間を減らすことができます。もちろん自分のために用意しても便利です。
GitHub は Jupyter Notebook 形式のファイルのプレビューが可能なので Notebook の中にリンクを設置してもよいですし、README.md とかに書いておいても便利でしょう。
リンクの作り方
- [Open with Colab](https://colab.research.google.com/github/GITHUB_ID/REPO_NAME/blob/master/NOTEBOOK.ipynb)
- GITHUB_ID
- REPO_NAME
- NOTEBOOK
の3点を対象の Notebook に合わせて変更すればオッケーです。
Open in colab の SVG 画像は以下のようにして表示できます。
[![Open In Colab](https://colab.research.google.com/assets/colab-badge.svg)](https://colab.research.google.com/github/peaceiris/emoji-ime-dictionary/blob/master/generate.ipynb)
Colaboratory なら開発環境の配布に困らない
Google Colaboratory でソースを開いてもらえば開発環境もセットで配布したようなものなので、ユーザーが手軽に Python script などを実行することができます。Docker や conda で用意するよりも手軽で多くの人が使えるので、Python のコードを共有したい時には Colaboratory 配布を考えてみてはどうでしょうか。