EC2の終了忘れを防ぐ起動スクリプト

これは

「あ、EC2消し忘れた。。」
「むしろ、ちゃんと止めたことない。。」
「お金が。。」
「高額インスタンスで。。。」

EC2を一定時間でシャットダウンする方法です。

EC2 の ユーザデータ という機能を使います。

参考

• 起動時に Linux インスタンスでコマンドを実行する - Amazon Elastic Compute Cloud
• 【Ubuntu】シャットダウン、再起動コマンド | PostgresWeb - ポスグレウェブ

作業の流れ

1. EC2インスタンスを停止する
2. ユーザーデータを設定する
3. EC2を起動する
4. 仕事する
5. 仕事終わる
6. EC2の停止を忘れる
7. 自動終了する

ユーザーデータを設定する

EC2 インスタンスの初回起動後にユーザーデータを実行する

EC2 コンソールからインスタンスに対して以下の操作をしてください

• [Actions] (アクション)、[Instance Settings] (インスタンスの設定)、[Edit User Data] (ユーザーデータの編集) の順に選択します。

• ユーザースクリプトを [Edit user data] (ユーザーデータの編集) ボックスにコピーして、[Save] (保存) を選択します。

ユーザデータに以下を書き込む

Content-Type: multipart/mixed; boundary="//"
MIME-Version: 1.0

--//
Content-Type: text/cloud-config; charset="us-ascii"
MIME-Version: 1.0
Content-Transfer-Encoding: 7bit
Content-Disposition: attachment; filename="cloud-config.txt"

#cloud-config
cloud_final_modules:
- [scripts-user, always]

--//
Content-Type: text/x-shellscript; charset="us-ascii"
MIME-Version: 1.0
Content-Transfer-Encoding: 7bit
Content-Disposition: attachment; filename="userdata.txt"

#!/bin/bash
sudo shutdown -h +300 # <- ここに自分の命令を入れておくだけ
--//--

実行結果

起動後3分でシャットダウンを指定した例

起動後、シャットダウン時刻が近づくと、そろそろ落ちるとメッセージが表示されて便利。

キャンセルする場合

もっと仕事頑張りたい時は、再設定ください

# キャンセル
$ shutdown -c

# 再設定
$ sudo shutdown -h +120

終わり