はじめに
FileMakerからChatworkにメッセージを送るのが簡単にできたのでめもめも。
Claris Connectっていうやつを使うと、いろんなアプリが連携して動かせるようになる。例えば、FileMakerと、ChatworkやGoogle Calendar、メールが簡単に連携できちゃうらしい。なんかすごそう!Claris Connectの無料利用枠もできたみたいなのでやってみよー!
[参考にしたURL]
https://note.com/fukkyfukky/n/naebc5f7b92a3
https://ywc.com/filemaker/?p=14518
持ち物
Claris FileMaker 2023がインストールされたパソコン
Claris Connectのアカウント
Chatworkのアカウント
https://www.claris.com/ja/trial/
https://store.claris.com/claris-connect/free
https://go.chatwork.com/ja/
手順
- Chatworkで必要な情報を集める
- Webhookを作成
- FileMakerのスクリプト作成
- Claris Connectのフロー作成 (1/2)
- Claris Connectのフロー作成 (2/2)
Chatworkで必要な情報を集める
Chatworkにログインして、ルームIDとAPIトークンを調べておく。
Webhookを作成
今回は、FileMakerでボタンを押すと、Claris Connectのフローが動いてChatworkにメッセージが送れるというものを作りたい。このうち、FileMakerとClaris Connectは違うサービス?なので、それをなんとか繋がないといけないのだが、それにWebhookという仕組みを使うらしい。WebhookはHTTPプロトコルを使った信号っぽいものらしい。
Claris Connectにサインインして 新しいプロジェクトを作る。
https://connect.claris.com/login
なんか適当なテキストを入れてCreate押す
わーいなんかURLができたぞ。
「Use authentication」の設定をOnにして、WebhookURL、API Key、AppIDの3箇所をコピーしとこう。
FileMakerのスクリプトを作成
FileMaker Proを起動して、スクリプトを作成する。
※ $resultには正常終了やエラーの情報が入る
メッセージやルームIDをJson形式で入れておこう。そして、スクリプトを1回実行しておく。これでwebhookが開通してるって認証してもらえるみたいだ。しかも、Jsonで指定した変数がClarisConnectで使えるようになる。すごい。
Claris Connectのフロー作成 (1/2)
最初はHTTPってのを選ぶ。Continueを押すしかないので押す。
さっき作成したWebhookを選択する。
Save Triggerを押すしかないので押す。
Claris Connectのフロー作成 (2/2)
次はChatworkにメッセージを出すフローを作る。
[+]アイコンをクリックして、Actionをさらにクリック。
Chatworkへのサインインを求められたのでクリックすると、APIトークンを入れてって言われた。ChatworkのAPI設定からもらってきたやつを入れる。これでアカウントを判別してるんだな
続いてルームIDとメッセージを指定。さっきwebhookを開通させたので、FileMakerで設定した変数がClaris Connectでも変数みたいに選べる~!Connectしてる~!すごーい
デフォルトではフローは無効になってるみたい。
Enebledってとこを押すとフローが有効になる。
テスト
さて、FileMakerに戻って、スクリプトを実行してみよう。
おーできたできた!
感想
へーめっちゃ簡単やった。前にやったとき、一度cURLっていう設定でつまづいた。cURL調べてたら、FileMaker 2023なら簡単にできるらしいと書いてあったので、やってみたらできた。FileMakerの変数がClaris Connectでも変数みたいに使える仕組みが便利。メッセージ内容やルームIDもさくさく設定できた。すごい。
アカウントマスタにChatworkID入れとけば、◯◯さん、◯◯の期限が近づいてます、みたいな通知にも使いやすそー。どんなことに使おうかな。
※ ふわふわ知識で書いているので、間違っているとこあればご指摘くださいませ!