#開発環境
・Raspberry Pi 4
・ノートPC (OS Imageのインストールに使用)
#準備
マイクロSDカードにOSイメージを書き出します。
私は今回、Raspberry Pi OS Imagerを使用しました。
https://www.raspberrypi.org/software/
↑こちらのサイトからダウンロードできます。
Ubuntu Server 20.10の64bit版を選択し、ダウンロードします。
Desktop版でも良いとは思いますが、作業の際に
- モニター
- 有線マウス
- 有線キーボード
が必要になりますので、これらをお持ちでなければ、Server版をおすすめします。
ダウンロードができたら、ファイルをRaspberry Pi OS ImagerでマイクロSDカードに書き出しましょう。
#初期設定
ここでは詳しくは書きませんが、お使いの環境に合わせて、設定を進めていきます。
(ユーザー名、ログインパス、Wi-Fi等)
下記コマンドで、パッケージの更新を行います。
$ sudo apt update && sudo apt upgrade
ここでの作業は時々行うことで、OSを最新の状態に保つことができます。
$ sudo cat /etc/lsb-release
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=20.10
DISTRIB_CODENAME=groovy
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 20.10"
OSのバージョンを確認しておきます。
###ssh接続
作業をクライアントPCで行うために、22番ポートが開放されているか見てみます。
$ sudo ufw status
Status: active
To Action From
-- ------ ----
OpenSSH ALLOW Anywhere
Postfix ALLOW Anywhere
25 ALLOW Anywhere
143 ALLOW Anywhere
110 ALLOW Anywhere
OpenSSH (v6) ALLOW Anywhere (v6)
Postfix (v6) ALLOW Anywhere (v6)
25 (v6) ALLOW Anywhere (v6)
143 (v6) ALLOW Anywhere (v6)
110 (v6) ALLOW Anywhere (v6)
これは私の環境下でのufwステータスです。
OpenSSH項目がALLOWとなっていれば大丈夫です。
新たにポートを開放したい時は
$ sudo ufw allow '任意のポート番号'
$ sudo ufw reload
$ sudo ufw status
この操作を行います。
実際にクライアントPCからssh接続する時は
$ ssh 'ユーザー名'@'IPアドレス'
とします
#まとめ
今回はマイクロSDカードにUbuntu20.10をインストールしするところから、
ssh接続を通すところまでを行いました。
使い慣れたPCで快適なコーディングライフを過ごしましょう。