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MacCatalystで注意するべき3つのこと

Last updated at Posted at 2021-06-04

iPad対応アプリしか移植できない

MacCatalystでアプリをMacに移植するには、iPad対応が必須です。
iPhone対応アプリのMac移植をすることもできますが、その場合もiPad対応が必要になります。

移植元アプリの対応OS MacCatalystが使えるか
iPhone & iPad
iPhoneのみ
iPadのみ

デバイス間の仕様の違い

MacとiPadでは様々な点で違いがあります。
移植元のアプリによっては以下の違いに注意する必要があります。

操作方法の違い

Macではキーボード&マウス、iPadではタッチパネルのようにMacとiPadでは操作方法が違います。
MacCatalystでは自動でキーボード&マウス操作に対応してくれるので、基本的に気にする必要はないですが、特殊な操作方法を実装している場合等は注意が必要かもしれません。

内蔵カメラ・マイク・センサー等の有無

Macの場合、カメラやマイクを内蔵していないものもあります。
その場合でも外部接続でカメラやマイクは使えますが、ジャイロセンサーをはじめとした各種センサーはMacに非対応なので、iPadのセンサーを使った機能はMacでは実現できないものと考えた方がいいでしょう。

アプリ画面のサイズ

iPadではアプリ画面がスクリーンのサイズで固定されますが、Macの場合はアプリ画面のサイズを自由に変更することができます。そのため、アプリ画面のレイアウトについて調整が必要になってくる場合もあります。

旧バージョンだと使用不可

開発する場合、開発環境はXcodeのバージョン11.0以降が必要で、アプリを動かすだけでも、macOS 10.15以降が必要になります。
アプリを旧バージョンのMacにも対応させたい場合は注意が必要です。
 
 
MacCatalystの注意点を解説しました。
次回はいよいよMacCatalystの使い方を説明していきます。

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