新しい環境にpacoを入れようと思ってpacoのサイトへいったら、こんなことが書かれていました。
Dear users of paco:
This project is no longer active. Development of paco continues under a new project called porg. Please visit its web site for more information. Any feedback would be appreciated.
なんと、porgという後継プロジェクトに移ってしまったようです。
porg
http://porg.sourceforge.net/
ちなみにpacoやporgというのはソースコードから自分でビルドしてインストールするソフトウェアをパッケージ管理するためのツールです。
参考:pacoでソースビルドをパッケージっぽく管理する - Qiita
porgのインストール
というわけで、porgを入れてみましょう。
この記事を書いている時点ではv0.2が最新でしたが、新しいバージョンが出ている場合はバージョン番号の部分を読み替えてください。
# ダウンロードと展開
wget http://downloads.sourceforge.net/project/porg/porg-0.2.tar.gz
tar xf porg-0.2.tar.gz
cd porg-0.2.tar.gz
# GUI版のgrop(gtkmmが必要)を必要としない場合は--disable-gropをつける
./configure --disable-grop
# ビルドしてインストール
make
sudo make install
# 自分自身を管理対象に加える
sudo make logme
pacoとほとんど同じですね。
で、pacoの管理データをpaco2porgで移行することができます。
今までpacoを使っていた人は移行しておきましょう。
sudo paco2porg
manを見た感じ使い方はpacoとほぼ同じようでしたが、若干機能(オプション)が減っている気が……。
わりと最近(porg-0.0が2014年3月11日、porg-0.2が2014年4月23日)始まったプロジェクトのようなので、まだ機能が追いついてないのかもしれません。