GPS搭載アクションカメラなどで撮影した、位置情報付きの連続画像をPythonスクリプトでMapillaryにアップロードする手順を説明します。
準備
Python実行環境およびエディタのインストール
http://www.python.jp/ から実行環境をダウンロード、インストールします。
エディタはWindows環境ならサクラエディタあたりをインストールしておくと良いでしょう。
http://sakura-editor.sourceforge.net/download.html
「mapillary_tools」のダウンロード
https://github.com/mapillary/mapillary_tools にアクセスし、[Clone or Download]ボタンを押して一括ダウンロードします。
ダウンロードしたスクリプトは任意のディレクトリに解凍してください。
ハッシュコードの取得
以下のサイトにアクセスし、2つのハッシュコード
「Permission Hash」
「Signature Hash」
をメモしておきます。
https://legacy.mapillary.com/map/upload/im
PYTHONPATHの設定
Pythonの設定情報が記されているPYTHONPATHに以下の様に項目を追加します。
追加方法
http://blog1.erp2py.com/2010/10/pythonpath.html
MAPILLARY_USERNAME = "mapillary_my_userID"
MAPILLARY_EMAIL = "sample@email.jp"
MAPILLARY_PASSWORD = "fjsei84aoreugj"
MAPILLARY_PERMISSION_HASH = "THISISSAMPLEsagoraoignreoanguoaenegoaernhueshgoseru48njfkdogsw48joa34903j03a40jh30a350ajhrigh8rfwnf498gj0aja0h80A4J0AGNODRG7AENROHJAEOR"
MAPILLARY_SIGNATURE_HASH = "THISISSAMPLELy/dusnkskn7J3SLSNjfsQ8="
PYTHONPATHの在り処がよくわからない場合はスクリプトに直接書き込んでしまったほうが手っ取り早いかもしれません。
画像の準備
Virbで撮影したものなど撮影時点で座標情報がExifタグとして埋め込まれた画像を用意します。
一連のシーケンスとして取り扱う画像をフォルダ単位にまとめます。
スクリプトの実行
コマンドプロンプトを起動します
mapillary_toolsのフォルダまでcdコマンドで移動します。
以下のようにタイプします
upload_with_preprocessing.py [画像フォルダ]
upload_with_preprocessing.py D:\mapillary\pics\20160826\
アップロード後
アップロードが終了したら、Mapillaryサイトで仕上げ作業を行います。