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勉強会JS編<2> クライアントサイドMVCフレームワーク

Last updated at Posted at 2016-01-26

関連記事

背景

アプリケーションの変遷

  • スタンドアロンアプリケーション
    • Webアプリケーションではなく、スタンドアロン環境で動くGUIアプリケーション。
    • クライアント・サーバ方式(多数のスタンドアロンアプリケーションがDBサーバとSQLで通信)
  • シンプルWebアプリケーション
    • サーバ側でのプログラミングを中心にしたWebアプリケーション
    • 画面遷移とGUIの状態を一致させることで、状態を意識しないプログラム実行環境が実現
    • HTMLのGUI部品により、表現力や操作性はスタンドアロンアプリケーションに比べて低下したが、アプリケーション開発の生産性は大きく向上
  • リッチWebアプリケーション
    • リッチなGUIを持つWebアプリケーション
    • 画面遷移はほとんどない。
    • 裏でサーバと通信する必要があるデータだけリアルタイムでやりとりしたり、リッチなモーダルダイアログを表示する。
    • GUI制御のプログラムをJavaScriptで書く必要がある。

複雑化するクライアント側のJavaScript

  • jQueryによってAjaxやDOM操作によるページの更新が簡単になったが、増大していくコードを管理する仕組みは提供していない。
  • 大規模なアプリケーションのコードを管理しやすくするためフレームワークが必要になる。

クライアント側フレームワークの種類

  • React.js
  • Angular.js
  • Angular.js 2.0
  • Backbone.js
  • Vue.js
  • Mithril.js
  • Aurelia.js
  • Knockout.js
  • Ember.js
  • Riot.js
  • Ractive.js

Backbone.js

JavaScriptをより良く構造化するためのフレームワーク

Backbone.jsを使っているところ

機能

  • Key-Value型のデータとカスタムイベントを持つモデル
  • 複数のモデルをリスト化し、リストを操作するAPIが整ったコレクション
  • HTMLの描画とイベントハンドリングを担当するビュー
  • サーバとJSON(JavaScript Object Notation)をやりとりするRESTfulインタフェース

主要なクラス

  • Backbone.Model
    • Key-Value型のデータ構造
    • 通常JSON APIを通じてサーバから受け取ったものを扱う。
    • データを処理するための各種メソッドが実装
    • サーバサイドとデータのやりとり
    • データ更新にカスタムイベントを発火するなど
  • Backbone.Collection
    • 一連のモデルを扱うためのクラス
    • コレクションはモデルを配列のようにグループ化して保持する。
    • モデルの追加・削除
    • サーバからまとめてモデルを取得
  • Backbone.View
    • モデルに格納されたデータを表示するためのクラス
    • HTMLを描いたり、モデルの更新やDOMのイベントを監視してHTMLを更新する。
  • Backbone.Router
    • URLのハッシュフラグメント(#以降)を管理するためのクラス
    • 特定のページや状態をハッシュフラグメントに対応させて管理することで、ユーザがブックマークしたりパーマリンクで共有するようになる。

参考書籍

  • JavaScript徹底攻略
  • JavaScriptエンジニア養成読本
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