はじめに
この記事ではWindows10でのOpenFOAM実行環境の構築を解説します.
Win7や8ではできませんのでご注意願います.
youtubeにて動画でも解説しています.
https://www.youtube.com/watch?v=eIvZXKefu88
OpenFOAMはLinux対応のCFDツールですが,Win10ならWSL機能を使えばOpenFOAMを動かせます.
今はファイル操作もシームレスにできるようになっていて,快適にプリポスト処理が行えるようになります.
手順
- Linuxをインストールする
- OpenFOAMをインストールする
- Xmingをインストールする
環境
Windows 10 バージョン 1903
参考
- https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1903/18/news031.html
- https://openfoam.org/download/7-ubuntu/
1. Linuxをインストールする
Windows10からはWSLが導入されており,これを使うことでLinuxを使うことができます.デフォルトではWSLは無効になってるので,次の手順で有効化にします.
スタートアイコンを右クリック→アプリと機能→関連設定のプログラムと機能→Windowsの機能の有効化または無効化→Windows Subsystem for LinuxのチェックボックスをON→OK→再起動
これで有効化されます.
続いて,Microsoft StoreからLinuxディストリビューションを導入します.今回はUbuntuにします.検索窓に「Ubuntu」と入力して検索をかけると導入可能なアプリが表示されるので,Ubuntuを選択.入手ボタンを押してダウンロードします.完了後,起動ボタンを押すとウィンドウが立ち上がってUbuntuのインストールが始まります.その後ユーザーネームとパスワードを設定して終わりです.
2. OpenFOAMをインストールする
今インストールしたUbuntu上でOpenFOAMのインストールを行います.Ubuntuを起動して,まずはaptパッケージ管理システムでインストールできるようにしたいので,コマンドプロンプトで次のようにコマンドを入力します.
$ sudo sh -c "wget -O - https://dl.openfoam.org/gpg.key | apt-key add -"
$ sudo add-apt-repository http://dl.openfoam.org/ubuntu
続いてパッケージリストを更新するため下記のようにコマンド実行します.
$ sudo apt-get update
終わったら,openfoamをインストールします.v7をインストールする場合は
$ sudo apt-get -y install openfoam7
30~40分かかります.
3. Xmingをインストールする
Xmingは下記サイトからインストールしました.
https://ja.osdn.net/projects/sfnet_xming/
ページ中上部にあるダウンロードファイルリストから,
- Xming-fonts-7-7-0-10-setup.exe
- Xming-6-9-0-31-setup.exe
の2つをダウンロードします.
その後,Xming→Xming-fontsの順にインストールしてください.インストール時にいろいろ設定を聞かれますが,変更不要です.
これでOpenFOAMを使う環境が整いました.