emulate_booleansをモデルごとに有効にする #Rails

環境

Rails 5.0.6
ruby 2.5.1

はじめに

railsにはtinyintをbooleanとして認識することができる便利な機能があります。
しかし、昔から運用しているアプリケーションでは、容易にtrueにはできない状況が発生します。

# たとえば以下のコードは、tinyint_columnがbooleanになってしまうと条件がコケる
if tinyint_column == 1
  ...
end

そのため、泣く泣くこのオプションをOFFにしていました

config/application.rb

ActiveRecord::ConnectionAdapters::Mysql2Adapter.emulate_booleans = false

しかし、booleanで扱えるといろいろ便利な場面が多いのも事実です。
新規で作成するモデルや、利用するgemのモデルではぜひとも利用したい!!

ということで、やってみました

対処法

今回は、moduleを作り、対象モデルでincludeすることで実現します。

app/lib/emulate_boolean_type.rb

module EmulateBooleanType
  extend ActiveSupport::Concern

  included do
    emulate_boolean_type!
  end

  class_methods do
    def emulate_boolean_type!
      return unless ActiveRecord::Base.connection.data_source_exists? table_name
      tinyint_columns = columns_hash.select{|_name, col| col.sql_type == 'tinyint(1)'}.keys.map(&:to_sym)
      tinyint_columns.each do |col|
        attribute col, ActiveModel::Type::Boolean.new
      end
    end
  end
end

app/models/hoge.rb

class Hoge
  include(EmulateBooleanType)
  ...
end

以上です。
めでたしめでたし

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参考