LoginSignup
2
1

More than 3 years have passed since last update.

中学3年生200人の前で「IT業界で働くということ」という講演をしてきた

Last updated at Posted at 2020-11-29

知り合いの先生から声を掛けてもらって、総合学習の一環としてIT業界で働くサラリーマン代表?みたいな形でお話してきました。

その時の発表資料(公開版)  IT業界で働くということ

今回は、その振り返りとして、

  • そのきっかけから当日話すまでにやったこと
  • 当日やってみての感想
  • 後日、全員の感想文をもらった結果

を書いてみます。

きっかけ

本当に突然だったのですが、たまたま中学校で学年主任をやってる方から声を掛けてもらって、講演のような依頼を頂きました。

最初は、こんなごく普通(普通とは?w)の単なる1サラリーマンの話で興味持ってもらえるの?という不安はありましたが、せっかくもらった中々ないチャンスなので、引き受けることに。

まずは、何を話すかの大体の内容を事前の打ち合わせで相談で固めました。

内容の整理

大枠は、ITのこと、社会人のこと、というのは決まったものの、どんな展開・構成で話していくかを考えました。

まず考えたのが、当然呼んでもらったので先生の期待には答えたい。かといって、本来のターゲットは中学3年生。そこを間違えてはいけないこと。

なので、中学3年生に向けた内容でありながら先生達にも響く内容、という方針で進めることにしました。あとは、それをどうやって詳細化するか、を考えた時にマインドマップツールを使うことにしました。

マインドマップ

xmindってツールで無料期間内で使ってみました。

まずは拡散

方針で決めたテーマを軸にしつつ、自分が中学3年生だったらどんなことを聞きたいか、今どきの中学3年生は、どんなことに興味があるのか、想像しながら、どんどん拡散させていきました。

話したい事_blog.png

書いてみると、分かったのが、自分が喋りたいことが多いw

俯瞰してみると、軸から外れた内容も盛り上がっていることにも気づきます。そこはあくまで、総合学習の一環で中学3年生の為になる物を作らないと、と冷静になりました。

資料作り

話したいことの拡散・詳細な洗い出しができたので、そこからストーリーをつくるイメージで、資料を作っていきました。

今回やりたかったのは、

  • スプリントを回すことで精度を上げる作る方をすること
  • イメージ優先で、文字を少なくすること
  • できるだけ"自分の言葉"で話すこと。よく見るありきたりのいいお言葉を並べないようにすること

スプリントを回す

資料作りあるあるで、作り出すと時間は無限にかかります。なので、単にページ内で箇条書きだけしたような最低限のものを一度つくり(スプリント1)、以降時間の許す限りスプリントを回して資料の精度を上げていきました。

結局当日まで4スプリント回すことができました。

文字を少なくイメージ優先

いろんなプレゼンを見て思うのは、見終わったあとに記憶に残るのは、イメージ(絵や図)だったり、強調されたキーワード、だったりします。

とすると、結局、文字を多く書くのは発表する側の都合あって、聞く側のためになってないな、と感じます。なので、できるだけ言葉を少なく、イメージを多く使うようにしました。

自分の言葉で

まだ社会を経験していない学生に話そうとした時に、ありきたりなありがたい言葉は、いくつも思いつきます。

それらを並べてしまいそうになるのですが、経験が伴ってないと伝わらないと思ったので、できるだけ自身が感じた"自身の言葉"で話すように気をつけました。

発表当日

講堂の壇上に座って、
全員が講堂に入り着席するのを待ち、
いざ、始まりました。

lecture.png

多少緊張はしたものの、普段、技術系のコミュニティで話すのと変わらないぐらいだったので、どちらかというと想像よりリラックスしてできたと思います。

話しながらも時々生徒たちに質問してみました。
面白かったのは、一番反応が良かった質問が「Vtuberって知ってる人?」だったことかなw

以下ざっと当日の振り返り

良かった点

  • お茶持参してよかった。途中途中で、一呼吸おいて喉を潤せた。
  • 映像入れてよかった、資料に動きをつけれた。
  • 途中ぷち休憩入れれて、よかった。自分も生徒も集中力が持ったと思う。

反省点

  • 1時間いらない。もっと要点まとめれた。
  • もっと一人ひとりの目を見て話せた
  • もっと動く(歩く)べき。飽きさせない。
  • 後半ページごとの話が長い
    • ここはまだスプリント回して精度上げたかったのですが、きりがないのでしょうがない部分ではある

後日感想文をもらって

後日全員分の感想をもらえたので、それを実は今、一気に読み終えたところです。このブログを書き進める元気ももらえました。

ざっと内容をまとめると以下のような感じ。

  • IT業界がどんなものか知ることができた
  • "考えること"、"当たり前を当たり前と思わないこと"の重要さが分かった
    • 高校進学の意味を考えるきっかけになった
  • 疑問に思う→調べる→身につける→アウトプットする、を意識していくこと
  • チャレンジや失敗を恐れないでいいこと

・・・・伝えたいことがちゃんと響いてて良かった!
本当に、今後の人生で、頭の片隅にでも残ってくれたら嬉しいもんです。

まとめ

  • 中3の前で話すきっかけをもらえて
  • 自身の人生の振り返りができて
  • いいアウトプット(発表)ができた
  • (多分それなりに)心に残せたようで嬉しい
2
1
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
1