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AWS All Builders Welcome Grantに採択されました!

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はじめまして!ぱのです。
普段はメーカーでソフトウェアを触るなどしている社会人1年目です。
本記事では本年度採択をいただきましたAWS All Builders Welcome Grant(ABWG)について概要や応募のプロセスを書いていきます!
ABWGは未経験だけどAWSに興味がある人、AWSバリバリやっている人、re:Invent行ってみたい人、そして学生や若手、女性のエンジニアの方に是非知っていただきたい助成金です。

All Builders Welcome Grantとは?

All Builders Welcome Grantはラスベガスで行われるre:Invent参加のための助成金です。

AWSから支援いただける内容

  • 金銭面
    • 日本からラスベガスまでの往復渡航費(上限は2000ドルくらい)
    • 滞在費(ホテル5日分)
    • カンファレンスパス(2099ドル)
    • その他 タクシー代、お小遣いなどなど
  • イベント
    • 渡航前の説明会
    • Slackコミュニティへの参加
    • Grantee(本助成金に採択された人)限定のセッション
    • 初日、最終日のレセプション

re:Invent参加のために必要な多くの費用をAWSに支援していただけるだけでなく、Granteeのみのイベントも多数用意されています!

対象者

IT分野において何らかのマイノリティである人が対象となっています。ただ、対象でない場合も申し込みが可能です。

  • 女性 / アフリカ系黒人 / ヒスパニック or ラティニクス / 先住民族 / 退役軍人 / 障がい者 / LGBTQIA+ に当てはまる方
  • 技術者としてのキャリアにおいて、非特定多数に対する差別行為による障壁や不利益に直面したことがある方

これらどれかがひとつでも当てはまれば対象者となります。

そもそもre:Inventとは?

私はGrantに応募するまでre:InventのことをラスベガスであるめちゃデカいAWSのイベントなんだな〜!ぐらいしか理解していなかったので、簡単に書いておきます。

  • 例年12月初旬の5日間にアメリカ・ラスベガスで行われるAWS主催のカンファレンス
  • 2000以上のセッションが開催
    • 聴講するセッション
    • 自分で手を動かしてサービスをデプロイするセッション
    • 少人数でディスカッションするセッション           など
  • re:Playなどの楽しそうなアクティビティもある

今の私の理解はこのくらいです。おそらく調べると何度も参加された方の記事などが出てくるとおもいます。渡航後にもうちょっと詳しく書きます!頑張ります!

なんで未経験の私がre:Inventに?

そもそも私はre:InventどころかAWS(ほぼ)未経験です。本当に横目でEC2の管理画面的な何かを見たことがあったくらいです。

応募のきっかけ

大学の同期からのLINEがきっかけでした。

見てわかるかと思いますが、ノリがとても軽いです。
社会人1年目なこともあって、業務に必ずしも直結しないカンファレンス かつ 平日5日間アメリカ行きます!とはちょっと...と思い、すぐその場で返事はしませんでした。ただ、どうせ受からないだろうし、せっかくなら応募くらいはしてみるか、の気持ちで応募を決めました。

応募のプロセス

応募にはプロフィールやエッセイを英語でつらつら書いて提出する必要があります。2024年の内容はこんな感じです。

  • プロフィール
    • クラウドテクノロジーに関係のある学位やトレーニングの経験、職歴
    • 今の仕事、あれば前職のことも
    • 学歴(ちなみに学生も応募可能です)
    • 応募条件を満たしているかの確認
      • ここはチェックをつけるだけで証明書などは必要なかったはずです

  • エッセイ
    • クラウドテクノロジーに関連した個人的または仕事上での経験(資格なども含む)
    • 今までのAWSサービスの経験について、経験がない場合はこれからAWSでやってみたいこと
    • 今までの個人的または仕事上での経験で最も誇れること
    • クラウドテクノロジーに関連したキャリアの目標について

概ねこんな感じでした。エッセイはそれぞれで上限500wordなので日本語で1000字以上の換算になります。お恥ずかしながら英語でエッセイを書いた経験は少なかったので、DeepLやGrammarlyを多用してなんとかギリギリ仕上げました。Grammarlyは無料でも使い方次第でとっても良さげな英文が仕上がってくるのでおすすめです。(方法はここに載せるとアレなのでいつでも個人的に聞いてください!)

応募してから採択まで

応募はWebから提出するだけで「提出したよ!」的なメールもありませんでした。結果の発表までは1ヶ月以上あります。ここで衝撃の事実が発覚しました。先ほど私を誘っていた友人がなんと申し込みを忘れたらしいのです!!!!突然ひとりになってしまいました。
そしてある日朝起きたらこんなメールが来ていました。

やった〜!という気持ちと、大変だ!会社に説明しなきゃ!の気持ちでどうやって会社に行ったのかその日のことを思い出せないですが、許可をいただくことができたので今回は有給休暇を取得して参加することになりました!もしチームメンバーや同じ部署の皆さんがご覧になっていたら、改めて感謝をお伝えしたいです。

最後に

私が知る限り、この助成金の日本からの採択者は昨年1人、今年は私含めて2人です。また採択が決まってからJAWSと呼ばれるAWSのユーザーコミュニティにも参加していますが、なかなか助成金自体が知られていない状況だと知りました。
私はAWS未経験、会社もAWS使っていない、という状況でしたが助成金をいただくことになりました。応募は全部英語でちょっと大変かもしれませんが、多くの人にチャンスがあると思います。是非、応募条件に当てはまる多くの方に知っていただき、来年以降も日本からの採択者が増えていくといいなと思っています。
来年以降応募の際に疑問などあれば是非SNSで気軽にご連絡ください!全力でサポートします!
re:Inventに参加しての感想はまた12月に!

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