この記事では、Rocky Linux 9 に一般ユーザーとして JIRA::REST
モジュールをインストールする手順を紹介します。CPANまたはCPANM (CPAN Minus) を使ってインストールを進めます。
1. 必要なパッケージのインストール
まず、CPANやCPANMを利用するために必要なパッケージをインストールします。これにはPerlやgccなどの開発ツールが含まれます。一般ユーザーとしてパッケージをインストールできない場合は、システム管理者に依頼する必要があります。
sudo dnf install perl perl-core gcc make
2. CPANMのインストール
CPANM(CPAN Minus)を使うと、モジュールのインストールが簡単になります。これを一般ユーザーとしてホームディレクトリにインストールします。
curl -L https://cpanmin.us | perl - --self-upgrade --local-lib=~/perl5
インストールが完了したら、以下のコマンドで環境変数を設定します。
echo 'export PATH="$HOME/perl5/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
echo 'export PERL5LIB="$HOME/perl5/lib/perl5:$PERL5LIB"' >> ~/.bashrc
echo 'export PERL_LOCAL_LIB_ROOT="$HOME/perl5:$PERL_LOCAL_LIB_ROOT"' >> ~/.bashrc
echo 'export PERL_MB_OPT="--install_base $HOME/perl5"' >> ~/.bashrc
echo 'export PERL_MM_OPT="INSTALL_BASE=$HOME/perl5"' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
3. JIRA::REST モジュールのインストール
cpanm
を使用して JIRA::REST
モジュールをインストールします。
cpanm JIRA::REST
JIRA::REST
が依存するモジュールも自動的にインストールされます。
4. 動作確認
インストールが正常に完了したか確認するために、以下のようにPerlのワンライナーで確認します。
perl -MJIRA::REST -e 'print "JIRA::REST is installed\n"'
問題なく実行できれば、インストールは成功です。
これでRocky Linux 9に一般ユーザーとしてJIRA::REST
をインストールできます。質問があればお気軽にコメントしてください。