vscodeの拡張機能「Time Tracker」を作成したので共有します
Time Trackerとは
一言で言うと、VSCode上でファイルごとの作業時間を自動計測する拡張機能です。
「どのファイルに一番時間使ったんだろう?」
「今日はプログラミングに何時間集中したかな?」
「タスクの見積もりにかかった実際の時間を知りたい」
そんな疑問に答えてくれるツールを目指して開発しました。
主な機能
1. ファイルの切り替えで自動計測スタート 🚀
ファイルを開いた瞬間から時間計測が始まり、別のファイルに切り替えると自動でストップ&新しいファイルの計測がスタートします。
普段通りにコーディングするだけで、時間データが溜まっていきます。
2. ステータスバー ⏱️
VSCodeの右下には、以下の情報が常に表示されます:
今日の合計作業時間
現在開いているファイルの作業時間
「あ、もう2時間経ってる。休憩しよう」みたいな使い方ができます。
3. タイムカードで振り返り 📊
作業データを可視化する「タイムカード」機能があります。
- グラデーション背景が綺麗
- ファイルごとの時間配分がグラフでわかる
4. フローティングタイマー ⏳
常時表示できる小さなタイマーウィンドウ。
- 作業中も邪魔にならないサイズ
- 一時停止やミニマイズ機能付き
- ドラッグして好きな位置に配置可能
5. 除外機能 🚫
以下のような時に便利:
- 設定ファイルは計測から除外したい
- チュートリアルを見てるだけの時間はカウントしない
- READMEの確認時間は省きたい
ワンクリックで計測対象から外せます。
6. リセットボタンで気軽に再スタート 🔄
「新しいプロジェクトを始めるから時間をリセットしたい」そんな時に便利なリセット機能
実際に使ってみた感想
1週間使ってみましたが、以下のような発見がありました:
- READMEを書く時間が意外と長い:コーディングよりドキュメント作成に時間がかかっていた
- 休憩のタイミングがわかる:60分以上同じファイルを触ってたら休憩サイン
インストール方法
下記リンクからインストールいただけます
こんな人にオススメ
- 個人開発者で作業ログを取りたい人
- タスクの見積もり精度を上げたい人
- 単純に「何に時間を使ってるか」を知りたい人
さいごに
個人的なニーズから始まったこのプロジェクトですが、思いの外便利なツールが完成しました。時間管理に悩むエンジニアの皆さんの役に立てば幸いです。
ご意見やバグ報告は、GitHubのIssueでお待ちしています!