まとめ
手順
準備
- 宝石のモデルを用意する
- MATCAPを用意する
- 例:https://booth.pm/ja/items/4481767
- 金属部分:Gold-1.png
- 宝石部分:Sapphire-6.png
- 例:https://booth.pm/ja/items/4481767
- liltoonの入ったunityを用意する
- モデル・MATCAPをインポートしてモデルをシーンに置く
金属部分
- マテリアルを作る
- 適当な名前に設定
- liltoonにする
- 簡易設定→マットキャップ設定→マットキャップにチェック
- マットキャップテクスチャを入れる
- 合成モードを通常にする
- できたマテリアルを指輪の金属部分に入れる
- 金属部分出来上がり
宝石部分
- マテリアルを作成し、適当な名前を付ける
- liltoonにする
- 詳細設定
- 描画モードを [高負荷]宝石にする
- この状態でいったんモデルに適応(このモデルでは2か所)
- 気に入ればそのまま終わりでもいい
- 好みで宝石設定を調整
- 好みでMATCAPを追加
- 好みでリムライトを追加
- 好きな色になるまで調整する
理論
- 宝石が輝く理由は主に「屈折率」と「カット」による
- マテリアルは主に「屈折率」側への干渉
- 「カット」はモデルそのものの形で、これの影響がとても大きい
- 非常に有名なカットにブリリアントカットがある
- https://eternity.co.jp/rounddiamond-facet
- クラウン(上側、普通見える部分)は当然大切。無料モデルはテーブルが大きすぎたりただのICO球だったりするので注意
- パビリオン(下側)も非常に重要、ギラギラ感はほぼここで決まる
- 個人的には一番重要なのがパビリオン。ここの宝石状であったり星型であったりする全体的な煌めきが宝石の奇麗さを決めていると思う
- 要はどれだけ複雑に光が動くかなので、宝石の下に金属マットキャップを入れるのも非常に効果的
- サンプルで使ったモデルはこの視点で見るとこんな感じ
-
https://www.cgtrader.com/items/5682838/download-page
- クラウンがちょっと特殊だがそれなりに作りこんである
- ガードルもちゃんとある
- パビリオンはローワーガードルがないのでちょっとだけ煌めきが少な目
- 金属部分があるので特殊反射が見込める
- 無料モデルとしてはかなり品質が高い
-
https://www.cgtrader.com/items/5682838/download-page