スケーラビリティとは
運用中のシステムの拡張性を示す。
水平スケーラビリティはサーバなどのリソース数を増やしてシステム全体のパフォーマンスを高めること,垂直スケーラビリティは既存リソースの性能を向上させることでシステムのパフォーマンスを高めることを言う。
水平スケーラビリティ
実施例
-
オートスケーリング
アプリケーションの負荷に合わせて自動的にインスタンスを起動または終了させる。 -
ロードバランシング
複数の機器で負荷が均等になるよう分散させることで,負荷も分散あsる。
メリット
- リソースを柔軟に追加できる
- スペック変更時にシステムを停止する必要がない
- リソースを増やすことで,高い可用性と耐障害性が得られる
可用性
システムが継続して稼働できる能力
デメリット
- 管理するリソースの台数が増え,管理が複雑化する
- リソースの増減に伴う運用コストを考慮する必要がある
- データ整合性の確保が課題
垂直スケーラビリティ
実施例
- インスタンスタイプの変更
インスタンスのタイプを変更することで性能やリソースを向上させる。
メリット
- 管理するリソースが少ない
- データ整合性を確保しやすい
デメリット
- スペック変更時にシステムの停止を伴う
- 一つのリソースに障害が発生すると,システム全体に影響を及ぼす可能性がある
参考
https://www.ntt.com/bizon/glossary/j-k/availability.html
https://www.youtube.com/watch?v=01vFq4vGmZg&list=PLPzcoMdqG5npvpXicqEw1tjMjC725bR6L&index=5
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