最初に
こんにちは、HRBrain人事本部で新卒エンジニア採用を担当しているpandakanoです。
この記事はQiita Engineer Festa2024の記事となります。
この記事では、今年2024年4月にエンジニア主催で行った新卒開発研修についてご紹介しております。今回の新卒研修は弊社のプロのエンジニアが新卒に知っていてほしいことを中心に研修を行いました。
【こんな人におすすめ】
- 新卒エンジニア研修を考えている方
- プログラミング学習をしている学生
- エンジニアとしてのキャリアを始めたての方
- 新卒エンジニアのチューター・メンターになった方
- エンジニア組織のマネジメントをされている方
研修の概要
今年度の新卒研修のテーマは「HRBrainでプロのエンジニアとしていち早く成長するための基礎を作る」です。
「プロ」のエンジニアとは何か、開発を行う上での基礎をプロのエンジニア社員から講義やワークを通じて学び、活躍するための基盤を築きます。
研修後目指したい状態一覧
- プロの開発者としての心構え・スタンス・スタイルを理解している
- HRBrainというサービスの全体像を把握している
- HRBrain特有のナレッジを調べられる
- 開発の流れをだいたい理解している
- 開発組織の体制・役割を理解している
- 開発に最低限必要なツールの使い方を理解している
- 設計・実装に関する超基礎的な知識を有する
- プロの開発者として必要最低限のポータブルスキルを理解している
- tiltなどlocalで開発する環境が準備できている
- 障害・インシデント発生時のエスカレーション先や対応の流れを理解している
- HR領域の必要最低限のドメイン知識を有している
研修全体の流れ
1日目 HRBrainというサービスや開発組織のことを知る研修
2日目 実際に開発作業をアサインされる前に最低限知っておいてほしいことを知る研修
各研修の内容
1日目
プロの開発者としての心構え
これまで、内定者アルバイトや長期インターンで就業していた24卒が社会人の「プロ」のエンジニアになるための講義を行いました。
ソフトウェアエンジニアとして働き始める上で大事な5+αを初め、学生→社会人の変化点で重要なものをピックアップして講義しました。
サービスの全体像・開発組織の紹介
HRBrainのサービスや開発組織についての講義を行いました。
ここでは新規プロダクトを含めたHRBrainのプロダクトを広く学び、より理解を深めました。
開発の流れ - 全体像
プロダクト開発の流れについて講義を行いました。
【プロダクト開発の流れ一覧】
- ロードマップ作成
- 要件定義
- 画面設計
- 仕様策定
- 実装
- QA
- リリース
弊社の各職種の方がどの工程に携わっているのか、どういう形で開発を行っているのかを学びました。
職種紹介 - PdM, デザイナー、BE, FE、QA, リリース
弊社プロダクト側の職種が実際にどのような業務について講義を行いました。
途中ハンズオンの学習を取り入れ、エンジニア以外の職種体験も行いました。
2日目※一部抜粋
プロジェクトマネージメント
タスクを完遂させるために必要なことやQCDS(品質、コスト、納期、安全性)についての講義を行いました。この講義では、実際の当社のテックリードがどのようにプロジェクトマネジメントを行っているかを学び、計画を見積もることとそれを実行することの難しさを学びました。
問合せ対応
HRBrainで一番力を入れている顧客へのサポート業務が実際どのように行われているかを講義しました。この講義では、過去の問い合わせを例に挙げながら、お客様との対話の仕方や適切な対応方法を学びました。
良いPRとは
コードレビューとPull Request(PR)に関する基本的な事項と、PRを行う際の注意点についての講義を行いました。プロのエンジニアが日々どのような点に注意しながらPRを行っているのかを学びました。
インシデント対応
インシデントが発生した際の対応や、被害を最小限に抑えるため行うべきことを学びました。
新卒からの声
- 「HRBrainのプロダクトの知らなかった部分や、開発フロー、それぞれ意識すべきことなど幅広く知ることができました。」
- 「HRBrainで活躍している人が、話してくれてとても参考になった。」
- 「エンジニアとして、開発に手を上げるだけでなく、チーム内外にどのように振る舞っていくべきなのかを学ぶことが出来た。」
- 「開発チームに加わる際の最低限として色々なことが学べました。」
最後に
研修には多くのエンジニアが協力してくださいました。積極的に手を挙げて研修に参加してくださることは、弊社の魅力の一つです。社員一人ひとりが新卒を歓迎し成長させたいと思ってくださっているからこそだと思います。
改めて、ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。
HRBrainではそんな素敵な人と一緒に働く仲間を募集しております!