celeryconfig.pyを使わずにCeleryのbackendを指定するときの注意点

いやceleryconfig.pyを使えっていう話なんですが、直接指定する場合の注意点について書きます。

結論

result_backendではなくbackendを指定しましょう。

app = Celery('run', broker='redis://localhost:6379/0', backend='redis://localhost:6379/1')

result_backendとbackend

Celeryのドキュメントなんかを見てると、処理したタスクの結果を指定するにはresult_backendを指定するように記述があります。
celeryconfig.pyを使う場合にはこれで問題無いですが、上記のようにコード中に直接記述する場合はresult_backendではなくbackendを指定する必要があります。

設定してるはずなのに結果が出力されないなーとしばらく悩んでいたんですが、githubのCeleryクラスを見ると、コンストラクタでresult_backendなんて引数は受け取ってくれないことが判明しました。

base.py

def __init__(self, main=None, loader=None, backend=None,
                 amqp=None, events=None, log=None, control=None,
                 set_as_current=True, tasks=None, broker=None, include=None,
                 changes=None, config_source=None, fixups=None, task_cls=None,
                 autofinalize=True, namespace=None, strict_typing=True,
                 **kwargs):

こんなところで詰まるのは私だけかもしれませんが、メモとして残しておきます。
誰かの役に立てば幸いです。