東京工科大学の学内無線LANはWPA2-PSKで提供されていてWeb認証が必要な KOKADAI-NET
(2.4GHz)と KOKADAI-NETa
(5GHz)、WPA2-EAPで提供されていて、LADPアカウントで認証する KOKADAI-WNETg
(2.4GHz)と KOKADAI-WNET
(5GHz)が提供されています。
RaspberryPiやArchLinuxのインストールなどで学内無線LANに接続するときはブラウザがないので、当然EAPで繋ぐほうが楽です(というかそもそもPSKの方は非推奨になってます)。
ですがEAP認証なので、PSKだけに比べて少々面倒な手順を踏む必要があります。
今回はその手順を紹介します。
5GHz帯のKOKADAI-WNETを前提に話を進めますが、SSIDをKOKADAI-WNETg
に変えるだけで2.4GHz帯も対応可能です
まず適当なところ(/optとか)に以下のファイルを作成します。
$ vim kokadai-wnet.conf
network={
ssid="KOKADAI-WNET"
scan_ssid=1
key_mgmt=WPA-EAP
identity="c0111999c6"
password="vW819v&#W"
eap=PEAP
phase1="peaplabel=0"
phase2="auth=MSCHAPV2"
}
まず identity="c0111999c6"
とpassword="vW819v&#W"
は自分の学籍番号プラス2桁のIDのそれのパスワードを入れて下さい。
ファイルができたらwpa_supplicant
コマンドを実行します。
まず、ip a
とコマンドを実行して無線LANのインターフェイス名を確認して下さい。
一般的にRaspberryPiはwlan0
、ノートPCはwlp2s0
みたいな名前になってると思います。
あとはwpa_supplicant
に先程のconfファイルと無線LANインターフェイスを指定して実行します。
wpa_supplicant -i wlp2s0 -c ./kokadai-wnet.conf
logを見ていると接続ができたかどうかがログに表示されると思うので、接続できたらdhcpcd
などでIPアドレスを拾ったり、接続できてなかったらエラーを見て対処したりして下さい。